仙人の祈り

独り言(更新型)

3/26
逆イールドって2年債と10年債を比べるのが普通だと思うが。これをもとにリセッションというのは乱暴な見方で、他の99の要素と、経済活動の非連続性を無視している。ちなみに同じ条件でも1966年の時は株はガンガン上がってる。
まあ、マスコミやらセルサイドは発言の責任を取らなくていいのだから、ネタがあれば何でもよいのだろうが。

3/25
富士通の大規模リストラとか、もはやネタとしても大して盛り上がらない。家電、重電、重工、地銀、鉄で実質的な継続性に疑義がかかってない会社って逆にあるのか?
就活生には商社とかは変わらず人気みたいだから、意外とわかってるのかも。商社は事業ドメインなんてものはないから逆に生き延びることができる。その代わり収益性は永遠に低いままだけど。

3/24
即席麺や冷凍うどんを発明した人の方がノーベル経済学賞の受賞者よりも偉大だ。

3/23
日本政府が負債を返す方法はいくらでもある。
例えば、100年後にすべての土地は日本政府に所有権が移るという法律をつくればよい。
土地のレンタル料を徴収することで、負債は簡単に返せる。本質的には所得の再配分ということになる。
土地を個人が所有するというのは、どう考えても変な仕組みだ。その点、中国はすでにそうなっているのである意味で進んでいると言えるのかもしれない。

3/22
マイクロンの決算は半導体の短期調整が終わることを明確に示唆している。
日本は医薬品のネガティヴが多いな。サンバイオの慢性期脳梗塞、そしてエーザイのAducanumabの失敗(アルツハイマー領域)は、投資家のみならず、薬を待っている患者にとっても残念な結果だ。
日本は総務省が介入しすぎて携帯3社(ドコモ、AU、SB)は厳しいな。孫さんはこうした流れを完全に読んでいたからこそ見切ったのだろう。国は楽天に何か弱みでも握られてるのだろうか?

3/21
FRBの政策変更は予想通りだが、景気拡大がまだまだ続くというマインドを後押しするという意味でよいニュース。
FRBという組織の柔軟性と覚悟を知らない人は結構多い。彼らは米国経済のためなら速攻で動くし、徹底的にやる。必要なら再び量的緩和にだって動くだろう。
日本人の日銀ばかり見ている人は、こうした仕事の質を理解できない。

3/20
パッシブファンドが人気になればなるほど、アクティブファンドはアルファーが獲得しやすくなり魅力が高まるので、再び流れは変わるだろう。
日本の場合はテーマ型ファンドという詐欺商品が消えない限り、まともな議論すらできないな。

3/19
人間社会には思想の潮流が2つあるんだ。生命以上の価値が存在するという説と、生命に優るものはないという説とだ。
人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。(ヤン・ウェンリー)

3/18
麻婆豆腐って豆腐じゃなくても野菜ならだいたい何でもいける。麻婆白菜でも、麻婆キノコでも、何でもいい。
これが万能というやつか。

3/17
世界のリスク資産を見た場合、株は4割ほどしかない。株のうち日本株は5%ほどしかない。
日本株のうち英語が喋れる社員は1%しかいない。
さてどうしたものか。

3/16
なぜ宇宙に興味がないのかがわからない。
ほんの一時でも、この宇宙のなかに生きていることが知覚できたらな、それだけでも生まれてきた甲斐があったと言えるのではないかい?
人間として留まってられる時間なんて一瞬しかないのだから。

3/15
地銀や信金が終わる運命は変えられまい。半世紀、規制産業として競争力を磨かずに生きてこれたのだから、今はその逆のことが起きはじめているだけだ。
決定的なのは、そうした視点を持っていない人ばかりが就職してきたわけで、彼らは今日も価値観を変えられないまま朝食を食べて、お風呂に入って寝ていることだ。

3/14
証券会社のアナリスト、ストラテジスト不要論は随分と前から言われてるが、何でまだ存在しているのかがわからん。
リセッション突入厨が、今度は意外高もありとか、、、レポートの見出しに「当レポートで最も確信度の高い情報は本日の日付です」って書いておいた方がいいんでないか、、、とにかく面の皮が厚いだけの人が生き残れる仕事ってのは応援したくないなー。
[ 2019/03/14 18:00 ] 雑感 | コメント(18)

年初のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

当ブログも更新がめっきり少なくなってしまいましたが、恒例の年初の相場感を述べようと思います。

昨年は事前に予想した通りとなりましたが、ボラティリティーが拡大した1年になりました。特に年末の調整は激しく、パニック的な売りが相次ぎました。

しかし俯瞰すると、FRBの利上げ局面で起こるであろう、ある意味で教科書通りの現象が資本市場で観測されたとも言えます。

株は小型株や成長株から売られ、債券はハイイールド債が売られ、資源や新興国通貨も下落しました。典型的なリスクオフの動きでした。

そう言った意味では、今年の相場を占うにはやはりFRBの金融施策が最も重要なファクターであると言えます。

FRBが市場の催促を受けてどの程度柔軟に動いてくれるか。ここを乗り越えられれば、資本市場のボラティリティーは落ち着き、世界経済はもとの成長軌道に目線を戻すことができるでしょう。

セクター的には昨年とは物色が変わり、質の高い内需成長株に注目が集まるのではないかと思います。つまり本来の企業業績を素直に反映する相場付きに戻ることを想定しています。

私は長期投資が一番(税引後の)リターンが高いと思っていますが、様々な囁きがあり、それを貫くことは難しいことです。

メディアで発信される他人からの情報の99%は行動心理学で言うところのバイアスのかかったものであり、参考になるものはありません。

基本的に相場を知る者は相場だけであり、皆さんもご自分の意見を大切にした方がよいです。自立した投資家として市場と向き合っていると、長期の視点が維持しやすくなってきます。

さて、2019年はどのような1年になるでしょうか。今年はできるだけ更新できるよう頑張りたいと思います。(テーマは設けず、最新のエントリーを少しずつ追記していくようなスタイルも検討しています)

[ 2019/01/01 00:00 ] 投資全般 | コメント(11)

それでも「日経平均」が好きですか?

日本のメディアや政府機関、個人投資家などは、日本株市場を示す共通言語として「日経平均株価」を使用しているが、率直に言って、これは金融リテラシーの低さを露呈する悪しき習慣である。

なぜならば、日経平均の採用銘柄225銘柄の構成比は極端に偏っており、日本株市場全体の趨勢を示していない。実際にコード番号ごとに構成比を見てみると以下のようになっている。

1000番台:2.9%, 2000番台:4.8%, 3000番台:2.5%, 4000番台:19.2%, 5000番台: 4.8%, 6000番台:22.9%, 7000番台:9.1%, 8000番台:12.6%, 9000番台:21.2%

最大の構成比をもつ6000番台は民エレ・産エレといわれる電機セクター株の集合体であり、競争力がなく成長率の低い企業のかたまりである。同様に9000番台は電鉄、海運、陸運などのインフラ企業が占めている。
[ 2018/07/18 18:00 ] 経済社会 | コメント(36)

ボラティリティの拡大とアロケーションの再考(2)

年初のエントリーと思うところは同じであり、特に変わりありません。たくさんのコメントありがとうございます。

今年からリスク資産の動向には明確な変調が見られており、運用力が試される展開が続きそうです。個人投資家の皆さんは、資産アロケーションにいつも以上に注意すべきかと思います。

最近は一般データ保護規則(GDPR)について勉強しています。ネット関連、データ関連企業にとっては大きな節目であり、早晩、日本企業の競争環境にも大きな変化をもたらすでしょう。ゲームチェンジが起きています。

世の中の流れのスピードがどんどん加速しています。そのことに気づき対処しようと考えている人と、そうでない人とでは、とても大きな差を生むと思います。もちろん私はそれをチャンスと捉えています。それではまた。
[ 2018/04/19 18:00 ] 投資全般 | コメント(17)

ボラティリティの拡大とアロケーションの再考

新年明けましておめでとうございます。

当ブログもすっかり更新しなくなってしまいましたが、私の方は相変わらず淡々と株式市場と対峙しています。

昨年は、ロングオンリーの投資家は誰もが大きく勝てる相場となりました。私もポートフォリオの多くの銘柄が花咲き、いくつかの銘柄は卒業を迎えています。

景気のサイクル論的には、昨年の秋頃に次のリセッションへ突入するはずでしたが、実際の世界経済は先進国を中心に安定した景気拡大が続いています。
[ 2018/01/01 18:00 ] 投資全般 | コメント(23)

勝てる投資家になるために - 行動ファイナンスのきほん

無数にあるファイナンス系の学問のなかでも「行動ファイナンス」は、パフォーマンスに直接的な影響を与える実践的な研究分野である。

日々、ネットやメディアで繰り広げられる記事や発言も、行動ファイナンスを知ると知らないとでは楽しみ方に違いがでてくる。

人は誰しもバイアスを持っている。だが、投資におけるバイアスは合理的な判断を阻害し、負けを助長するものでしかない。

よって、今回は読者の皆様に行動ファイナンスのきほんを完結に説明したい(興味があったら専門書などを読んでみて下さい)
[ 2017/08/26 18:00 ] 投資全般 | コメント(0)

ホワイトカラーに潜む2つの人種

いわゆるホワイトカラーのなかには2種類の人間がいる。1つは質より量の人、もう1つは量より質の人。

ちょっと前のことだが、私がインターンに来た学生に課題を与えることになった。そこで私からは、近い将来の投資テーマとなるであろう「量子コンピュータが変える未来」というお題を出した。

GoogleやNASAで実際に稼働している量子コンピュータ(D-Wave)について解説した後、将来どのようなことが起こりえるかを想像して、どういう投資行動を取るべきかを考えて欲しいと伝えた。

意外というかビックリしたのは、今時の学生であっても、この量人間と質人間がきれいに分かれて存在しているという事実を目の当たりにしたことである。
[ 2017/04/25 18:00 ] 経済社会 | コメント(2)

四季報オンラインに出稿しました

今回はガバナンスをテーマに書きました。記事はこちらをご覧下さい。関連記事 : 集団が体制に依存するリスク

さて、市場はトランプ大統領の真骨頂と言うべきか、テールリスクが意識される展開となってきています。会社業績を予想して投資を行う、私のようなタイプの投資家には、こういった外部要因によるリスクオフというのは対応しづらいものです。

株価というのは株主資本の時価ですから、これほどリスクの大きい資産はありません。先の見えないリスクが増大するとリスクプレミアムが上昇し、株価は下落します。ガバナンスの良い会社は先の見えないリスクが小さくなるので、リスクプレミアムが低下し、株価は上昇します。

私は著書やブログのなかで、リスク&リターンの感覚は、投資家にとっての奥義と言ってよいほど大切なものと述べてきました。読者の皆さまも、こうした観点から、ご自身の投資行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。それではまた。

ヤフーニュース
[ 2017/04/07 18:00 ] 投資全般 | コメント(13)
筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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