仙人の祈り

911に潜む影 - 真の闇は夜より暗い

投資家として資本主義経済の中で仕事をしていると、必ず一度は行き着く問がある。それは「お金とは何か」という問いである。

ここで言うお金とは、日常的には紙幣のことを指すが、紙幣とは正確に言えば富の交換券である。1万円があれば、ある財やサービスと交換できる。富を紙幣の量に換算することで、取引が円滑に出来るようになり、効率が良い。ここまでは誰もが知っていることだ。

知ってのとおり、リーマンショック後に、欧米日などの主要国がとてつもない量の紙幣を新たに発行した。疲弊する経済を立て直すために、紙幣の量を増やすことで、景気を刺激するのが目的だ。

しかし、ここで誰もが分からなくなる。「富は増えていないのに、どうして紙幣が増えるのか?」というシンプルな疑問である。

街中には様々な市場関係者のコメントや経済学者の分析が溢れかえっているが、面白いことに、この問いに対する答えを述べている人は一人もいない。本当のことを言うと、誰も知らないからだ。

紙幣を発行する権利を有するのは中央銀行であり、米国で言えばFRB、日本で言えば日本銀行がそれに該当する。しかしこれらの中央銀行は何故か株式会社であり、営利団体となっている。

もちろん各国の財務省が大株主として保有をしているが、それ以外の株主が存在することをご存知だろうか。

日本銀行(株)は実は四季報にも載っている店頭株だ。その株主は55%が財務省であるが、残りの45%の株主構成は非公開となっている。店頭株だが買おうとしても、どこの証券会社も扱っていない。

紙幣に裏書されているはずの富と、それを発行する権利は、国民にとって最も大切なことである一方で、これを追求することは、現代社会でリアルに存在する最大のタブーとなっている。もちろん、この裏にはロスチャイルド家とその縁者がいることは大体想像がつく。しかし当のロスチャイルド家の実態は、既にパラレルワールドのような世界にあり、知る術がないのが実情だ。

「光を背に負った者こそが、本当の闇である」という言葉がある。20世紀初頭には歴史の表舞台に現れて活躍していたロスチャイルド一族は、第二次大戦の以後、まったくと言ってよい程、その存在を見せなくなってしまった。(過去記事:ユダヤ人の影響力とその源流

World Trade Center under constructing21世紀の元年となる2001年に発生した、911のテロとその後の理由なきイスラム圏との戦争。

アメリカ人の大衆でさえ、911のテロの裏に、何かとてつもない陰謀が隠れていると信じているのに、その真相は闇の中に葬り去られてしまった。

どの建築家も物理学者も化学者も、中型ジェット機が突っ込んだくらいで、WTCがあのように崩壊するなど理論上在り得ないとコメントしている。それにも係わらず、政府の最終報告書は、「ジェット機の衝突による衝撃と熱で崩壊した」とされた。(ついでに無傷の周りのビルまで一緒に根元から崩壊しているが。)

ペンタゴンにはハイジャックされた航空機が激突したというのも嘘で、実際には巡航ミサイルが撃ち込まれた。例え大きな圧力を受けていたにしても、普通の軍人であれば、良心の呵責にあい暴露をするはずであるが、それすら出て来ないということは、実行犯は一般の米国軍ではないのかも知れない。

これ程の大掛かりな嘘と捏造を行える存在がいるとすれば、やはり国よりも強大な力を持った存在ということになる。そしてそれは、主要国の中央銀行を裏で牛耳る人物と同じではないか?しかしこの先へ行こうとすると、やはりパラレルワールドへ行き着き、その先のことは闇の中になってしまうのである。

写真は一年程前に撮った新しいワールド・トレード・センターだ。今現在はほぼ完成しており、夜中でも煌々と明かりを放っている。私はその眩しく光る巨大ビルを見る度に、その光が夜の街に映す巨大な影に、寒気が走る感覚を覚える。真の闇は、夜よりも暗い。

るとぅるるはこちら
[ 2012/11/25 20:00 ] 経済社会 | コメント(15)
日銀株が公開されているのは知っていましたが、実質的には非公開株なんですね。残り45%の株主が、プライベートエクイティ・ファンドで、企業価値創造をしていたら面白いです。
[ 2012/11/25 21:30 ] [ 編集 ]
spriteaさん、コメントありがとうございます。
都市伝説ではなく、実際に一般人の知らない世界があるというのが、恐ろしいところです。PEファンドが日銀をエンゲージメントしていたら面白いですね。FRBにも同様に公開されていない大株主がいますが、国よりもパワーのある団体が株主であることには間違いありません。まあ、その辺は所与として、取り敢えず私のような一介の投資家はルールの中でもがくしかないんですけどね。
[ 2012/11/25 21:50 ] [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2012/11/25 22:30 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
確かに、深く追求することは危険なことです。まあ、世の中知らないことの方が幸せということはたくさんありますよね。
おっしゃるように、お金は大事ですが、よく考えると、ただの紙です。キレイごとではなく、本当に大切で得難いもの程、お金では買えないものだと私も思っています。
思い出も、ぬくもりも、そしてそれを想う時の心も、お金をいくら積んでも買えるものではありませんね。
[ 2012/11/25 23:09 ] [ 編集 ]
「富は増えていないのに、どうして紙幣が増えるのか?」
紙幣の価値が下がっているから、です。
「なぜ紙幣の価値が下がっているのか?」
数を増やすから、です。
「なぜ数を増やすのか?」
富と同等の紙幣価値が維持できないから、です。
いずれにせよ思考は無限ループに入ります。
[ 2012/11/26 13:16 ] [ 編集 ]
銀さん、コメントありがとうございます。
そうなんですね。本来、富と紙幣の量は同じはずなんですね。それが正常な感覚だと思います。
昔は一定でした。最も価値のある貴金属の金と同じ量の紙幣しか発行できないという厳格なルールがありましたが、銀行がこれを破り、信用創造という名の下に、現在発行されている紙幣を担保に、更に紙幣を発行するという、禁断の錬金術に手を出してしまいました。
要はネズミ講式と同じです。

資本主義経済は、実は後戻りのできない道を歩んでしまっているのです。
[ 2012/11/26 21:29 ] [ 編集 ]
確かに歪んでますね。
個人的意見ですが、
冷静に考えると、ゴールドもただの石か金属です。沢山あっても生きて行けません。(笑)
だから米や米の獲れ高が基準だった日本って、生き物をすごくわかってるなって感じがします。世界共通の食べ物で保存が効くものがあったとすれば、それ本位制で通貨発行にすべきです。多分無いでしょうけど。
農業が爆発的に増え、食糧難と二酸化炭素排出量削減、意味不明な排出権取引廃止とメリットは多いはず。獲れ高が為替レートになっちゃいますので領土をめぐる戦争が確実に増えますが(笑)
通りすがりなのに長文失礼しました。σ(^_^;)
[ 2012/11/27 09:09 ] [ 編集 ]
銀さん、コメントありがとうございます。
コメントはどのようなものでも大歓迎です。

確かに昔は米が紙幣の役割りだったので、考えてみれば面白いですね。
人はご飯を食べられるかどうかが最重要だった時代なので、当時は誰も違和感がなかったのかも知れませんね。
[ 2012/11/27 11:52 ] [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2012/11/27 18:08 ] [ 編集 ]
ウェスポーランド様、コメントありがとうございます。
申し訳ありませんが、当サイトのコンセプトと合致しないと考えますので、お断りさせて頂きます。
[ 2012/11/27 18:19 ] [ 編集 ]
お金の勉強は面白いですよね。
仕組みや歴史を調べると興味深い事柄が沢山ありますよね。

ちなみにFRBはアメリカの中央銀行に相当しますが民間企業なのも興味深いですよね。
日銀の株主は財務省の他、天皇家が大株主だと以前何かの本で読んだ記憶があります。
又、陰謀論ではFRBや日銀初め世界各国の中央銀行の株主にはロスチャイルドの名があるらしいとの話もありますよね。

いずれにせよ私のような小市民には知る由の無い力の及ばぬ所なんでしょうがね。
[ 2012/11/27 18:48 ] [ 編集 ]
私もこの手の話について興味があり色々調べていました。西洋医学や、薬の起源を調べていたのが、行き着くところは、世界権力的なものにたどり着いていました。お金にしろ、原発にしろ、医学や薬にしろ全ての胴元は、決まっているのですね。世界という籠の中で、人間と言う動物を一部の権力者が生命を握っているという状況ですね。

ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表
アンドリュー ヒッチコック (著), 太田 龍

かなり説得力のある本です。

[ 2012/11/27 20:20 ] [ 編集 ]
ルサンチマンさん、KBさん、コメントありがとうございます。

最大の謎はロスチャイルド家が歴史の表舞台から姿を消したことかと思います。あまりに力を持ち過ぎて、我々の住む世界からは見えない世界にいるようになってしまったのかも知れませんね。
[ 2012/11/27 21:26 ] [ 編集 ]
大変、興味深い内容の記事で楽しく読ませて頂きました。
投資家のマスターが趣味で経営している喫茶店で投資家仲間と金融について良く会話しています。その中でもロスチャイルドとロックフェラーは良く議題にあがります。
この先の世界経済はどうなるんでしょう?アメリカは金の代わりに石油でドルの裏付けをするんでしょうか?
[ 2012/12/07 22:11 ] [ 編集 ]
エイジさん、コメントありがとうございます。

その喫茶店はいいですね。私も行ってみたいです(^.^)

ご承知のように、我々があくせく働いて得ている紙幣には、実はなんの裏ずけもないものになっています。世界的な動乱が起これば、簡単に定義が変えられてしまうものであり、資本主義経済である以上、ロスチャイルドに逆らうすべはありません。

資本主義は暴走中ですので、必ずどこかでリセットが起こります。その時、力を持つのは石油や石炭、鉄鉱石でしょうね。これらの現物の価値が異常に上がる時代は来る可能性があるとおもいます。力で相手をネジ倒すのに、必ず必要だからです。

豪州やカナダ、北欧、中東の発言力が増して来るかもしれません。或いは、既にまして来ているとも言えるでしょう。
[ 2012/12/07 22:39 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

By 管理人:

Macoちゃん♀・x・)

記事の募集

社会全般や政治・経済に関して、記事の寄稿を募集しています。お名前、タイトル、本文を以下のフォームにてお送り下さい。採用・不採用は当ブログへの記載を以ってご連絡とさせて頂きます。

お名前:
メルアド:
タイトル:
本文:

人気記事(当ブログ内)
記事検索