仙人の祈り

人生の勝ち組へ - わくわくチャートの活用術

もし人生に勝ち負けがあるとするならば、勝ち組とは、いかに人生を楽しんだかで決まると言えるだろう。つまり、自分が何に一番わくわくできる人間なのかを知るということはとても大切だ。

私は昔、某経営コンサルタントの方から図のような概念で、自分の人生の効率を上げる取捨選択の方法を教わったので、今回はそれをシェアしてみる。オリジナルはもっと細かい設定や示唆があるのだが、エッセンスはすべて同じである。

わくわくチャートまず横軸に「できない・できる」、縦軸に「わくわくしない・わくわくする」という図を頭にイメージする。そしていろいろな事象が、あなたにとってチャートのどこにあるのかをイメージしてみる。

例えば「フルマラソンを完走する」が左上の「できない・わくわくする」にあったとする。この場合、練習を重ねて、「できない」を「できる」ように努力する。

一方で「部屋の掃除をする」は、右下の「できる・わくわくしない」にあったとする。この場合、新しいデバイスを買ったり、自分なりのルールを作ったりして、掃除が「わくわくする」ように工夫をする。
[ 2013/03/29 18:00 ] 雑感 | コメント(15)

2030年Xデー - あの日の出来事を振り返る

2029年12月10日、米国の復活を導いたオバマ大統領以来、歴史上2人目の黒人の大統領となったジャクソン大統領は、民自党の小松原首相との会談後の記者会見で、日本を「Boiled Spinach」(茹でたホウレンソウ)と揶揄し、首相に事実上の引導を渡したことを発表した。

小松原氏は「すべては私の不徳の致すところ。進退は帰国後に発表する。」とだけ記者団にコメントして立ち去った。これを受け、米国からの短期流動性供給が停止するという噂が市場で広まり、日本国債の売りが加速。10年債利回りは150bps上昇し17.50%となった。

全国の銀行へは預金者が週末にも関わらず殺到し、預金の引き出しや海外送金をさせろと騒ぎを起こしており、一部は暴徒化、MUSA銀行(旧三菱UFJ新生あおぞら銀行)町田支店では暴徒化した市民により火が付けられ、国軍が出動する騒ぎとなった。

15日、政府は10万円以上の預金引き出しを禁止した。全国で多発する暴力的行為を受けて、日本政府は国家非常事態宣言を発布し、都市部では届け出なしの19時以降の外出を禁止。ドル円市場は大陸系のヘッジファンドからの攻撃もあり500円を突破するなど、市場は収集が付かなくなる。
[ 2013/03/27 18:00 ] 経済社会 | コメント(14)

インフレ銘柄リスト - 金融緩和の恩恵を受ける銘柄

インフレ期待と株価の相関政府・日銀のインフレ2%の目標値は、前回述べたように理論的には不可能な数字ではない。

インフレとは通貨の名目値の上昇であり、他の要因を所与とすれば、通貨安と名目金利の上昇をもたらす。

緩やかなインフレ状態にあると、消費が増加しやすく、経済にとっては好ましい。しかし、過度なインフレは国が滅ぶ可能性があることも覚えておきたい。

今回は過去、期待インフレ率が上昇する局面で、最も上昇してきた銘柄リストを載せる。上位の企業は、期待インフレ率と株価の相関係数が0.9を超えるものもある。

もちろんこれは過去のデータであって、決して未来を予言するものではない。しかし、リストにある銘柄は事実、事業構造上インフレが有利となる会社が多い。投資アイディアの参考として頂きたい。

(*相関係数は1に近づく程に相関性が高いことを意味する)
「親子上場リスト」はこちら
「社長交代リスト」はこちら
[ 2013/03/25 18:00 ] 投資全般 | コメント(9)

円安の最大のメリット - 本質的な議論を始めよう

円安はまず即効薬として輸出系企業のP/L・B/Sの改善と、価格競争力の向上をもたらす。

例えば、自動車部品大手のケーヒンは、海外への現地生産体制のシフトが遅れていたことが逆に奏功し、円安に対する利益の感応度が極めて高くなっている。もし円が105円になった場合の来期の利益は、理論上、市場予想よりも更に25%上振れることになる。

中央銀行のバランスシート一方で、トヨタ系最大のサプライヤーであるデンソーは、現地化をいち早く進めていたため、直接的な円安のメリットはそれ程大きくない。しかし、円が安くなると、現地通貨ベースで値下げをする余力が出てくるため、競合のBoschやContinentalよりも価格競争力が付き、数量増・シェア増などの恩恵を受けられる。

この10年でサムソンやLG、ヒュンダイが躍進した理由のひとつは、韓国政府によるウォン安政策にある。リーマンショック後、主要国が競って自国通貨安を誘導してきた理由も同様である。よって、今後長期的に円安が続くのであれば、これまで取り逃がしていた利益の一部は回復するため、株式市場の評価は妥当であると言えるだろう。
[ 2013/03/23 18:00 ] 経済社会 | コメント(10)

現代人のココロの病 - ファンタジー欠乏症

毎週土曜日の夜9時から、日本テレビで放映されている「泣くな、はらちゃん」に最近ハマっている。

ストーリーは、主人公(麻生久美子)が漫画を書いたノートを振ると、中の登場人物がリアルの世界に飛び出してくるという奇想天外な設定だが、ドラマには視聴者の心を惹きつけるスパイスのようなものが隠されていると感じる。

考えた結果、それはリアルとファンタジーが混然一体となっていることが要因にあるという結論に達した。小さな漁村の蒲鉾工場で働く主人公の女性と、ほのぼのした家族。そんな可もなく不可もない哀愁漂う生活からは、リアルを感じる。

はらちゃんそこに漫画の世界から飛び出してきた「はらちゃん(長瀬智也)」の設定が加わることで、一気にファンタジーになる。両者が割り切れない状態で存在する世界観が心地良いシュールさを生み出し、見る人を惹きつけているのだろう。

もしも初めから世界がクリスタルと魔法で支配されている設定であれば、王女様と出会い、モンスターを倒し、世界を救ってもサプライズはない。しかし、一見するとごく見慣れたリアルな情景からファンタジーが登場すると、人はどうしても注目せざるを得ない。
[ 2013/03/21 18:00 ] 経済社会 | コメント(6)

ココロの凝りを解す - 人間らしい生き方と望郷の念

ローカル線の車窓に映る情景を眺めていると、なかなか端末がネットに繋がらなくてイライラしている自分がバカらしく思えてきて、電源そのものを切ってしまった。ネット中毒の私にはちょうど良い機会だ。

日本のとある会社が主催するイベントに招待してもらったので、週末に行ってみることにした。地元にも程近く、多少の土地勘もあるところだが、長らくマンハッタンの喧騒の中で暮らしていた私は、久しぶりの新鮮な開放感を楽しんでいた。

山間の駅山間の狭い道を電車がトコトコ登って行く。窓から春の暖かい空気と山の香りが入ってくる。車両には地元の女子高生と、作業服を着たおじいさんと、私しかいない。女子高生は赤い下敷きで英語を勉強し、おじいさんはクロスワードパズルをやっている。私は何もせず、遠くの山の稜線を眺めている。

目的の駅へ着くと、車で迎えに来てくれた人がいたので、それで会場へ向かった。電車で来る人なんてそうはいないらしい。車で20分程移動してようやく目的地に到着。会場に付くとスポンサーである会社の社長に軽く挨拶して「わざわざ来ましたよ」ということだけアピールした。

「特等席を用意しているので」と案内されたが、それを頑なに断って、最終的に何とか逃れることができた。そうまでして嫌がる理由とは、実は「特等席」には主賓である皇族の方がいらっしゃるためだ。

その昔、葉山へ有名なヨットレースのW杯を見に行った時に同じようなシチュエーションがあったのだが、ジャージに軍手という格好で高円宮妃殿下と同じ船に乗っていたら、宮内庁の役人にデッキへ摘み出された経験がある(マジです)。
[ 2013/03/19 18:00 ] 雑感 | コメント(10)

英会話力を底上げするために - 英語チャンネルを支援すべし

真面目な話、日本人の英会話力を向上させるための最も効果的な方法は、英語のテレビ番組を地デジで流すことだと思う。

私はこれまでニューヨークを拠点に仕事をしてきたが、英語力の向上という意味ではテレビが一番役立った。多くの日本人留学生や赴任者も同じことを言うだろう。

米国のケーブルテレビは自分にあった面白い番組を必ず見つけられるので、楽しみながら英語を聴くとこができる。また、聴覚障がい者のために、すべての番組で字幕(英語)を表示させることでがきることも大きい。

American TV shows生放送だと字幕は遅れて表示されるのでちょっと見にくいが、録画であれば完全にスピーキングと一緒に字幕が出てくるので、とても分かりやすい。

字幕なしであったら決して分からなかったであろう表現や単語が、字幕のお陰で何を言っていたのかだいたい分かるので、自然と何度も出てくる言い回しなどが頭の中に入ってくるようになる。
[ 2013/03/17 18:00 ] 経済社会 | コメント(12)

ゲーム業界の行く末 - 「ハードは1つ」あればいい

この数年で大ブレイクした携帯ゲームは、当初のブラウザーベースの単純なカードバトルブームが一巡し、より複雑なゲーム性を表現できるネイティブアプリへの移行が進んでいる。破竹の勢いで売上を伸ばす「パズル&ドラゴン」がその代表例である。

一方で、旧来からある据え置き型ゲームは、携帯ゲームにユーザーを取られており苦戦が続いている。「可処分時間の争奪戦」でも述べたが、ユーザーは手元にあるスマホをいじる時間を増やしているため、テレビの前で座ってゲームをプレイする時間が減っている。

ゲーム部屋これに焦った据え置き型ゲームのソフトウェア会社は、自社の新作ナンバリングタイトルに「ソーシャル」や「アイテム課金」の仕組みをビルトインしてきている。昨年末に発売された「バイオハザード6」はプレイ途中で追加の課金アイテムが購入できるようになっており、携帯ゲームの要素を取り入れている。

つまり、携帯ゲームはよりゲーム性を高める方へ進み、据え置き型ゲームはよりソーシャルやアイテム課金を強化しユーザーを囲い込もうとしている。任天堂が切り開いたテレビゲームの世界は、インターネットや携帯の普及に合わせて様々な形となって製品化されてきたが、今再び一つなろうとしている。
[ 2013/03/15 18:00 ] 投資全般 | コメント(14)

日本経済のブースター - 「偉大なる個人投資家」待望論

ファンドマネージャーである私が言うのもなんだが、「プロの投資家と個人投資家の違いとは」で述べたように、投資で儲けるという一点に限って言えば、両者の間にスキル的な差はまったくないと断言できる。むしろ、これほどプロと素人の間で差別化が出来ていない職業も珍しい。

私は日本人として、日本の資本市場の活性化を願っている。「資本市場が経済の新陳代謝を促す」という、本来あるべき機能が実際にワークしているのは米国くらいのものであり、日本経済はまだ資本市場のパワーを生かしきれていない。そのために必要なものの一つとして重要なのが、「偉大なる個人投資家」の存在である。

「敗軍の将は兵を語らず」と言うが、まさに投資の世界にもこれはそっくりあてはまる。全体で考えれば負けてばかりのサラリーマン・ファンドマネージャーが偉そうなことを言っているようでは市場は育たない。むしろ100%自身で投資リスクを負って勝ち上がって来た偉大なる個人投資家こそが、市場での発言力を持つ姿が理想である。

米国企業の決算説明会では、アナリストやファンドマネージャーに混ざって、偉大なる個人投資家が経営者に質問をしてくる。私が某アパレル大手の決算説明会(電話会議)を聞いていた時、その会社の3%の株を保有しているメリーランド州のお婆さんが突然質問をしてきたことがある。

「私はあなた達のブランドがとっても好きよ。でも最近は変な会社を買いすぎだわ。お金は大切にしなきゃダメよ。」と言われて経営陣が言葉に詰まってしまったことがあったが、その光景は何とも気分爽快であった。お婆さんは会社のオーナーであり、経営陣は彼女に変わって経営を委託されているのである。電話会議で経営陣にモノ申したのは、結局お婆さんだけであった。
[ 2013/03/13 18:00 ] 経済社会 | コメント(5)

今から100年後の未来 – 未だ見ぬ世紀の発見

投資家は未来を予想するのが仕事だが、未来と言っても長くて5年先だ。先日Webでたまたま知ったのだが、今から約113年前の1900年に、米国の土木技師ジョン・ワトキンズという人が100年後の10の予測という本を発表したそうだ。

その10の予測とは、1)デジタル・カラー写真、2)米国の大飛躍、3)携帯電話、4)調理済みの食事、5)人口増加率の低下、6)野菜生産工場、7)テレビ、8)戦車、9)巨大なフルーツ、10)特急電車、となっている。

宇宙都市1900年といえば、ニューヨークで電気バスが開業、日本で都電が開業、パリで地下鉄が開通、中国では義和団の乱が勃発し、ドイツではツェッペリン号が初飛行を行った年である。

すでに近代的な世界の足音は聞こえるが、全部当たっているというのはやはり凄い。彼には戦争や、通信技術の発展、食の奪い合いなど、発達するテクノロジーと哀しい人間の性が見えていたに違いない。

最近ハイライトされた話なので、実は原文はノストラダムスのようにもっと抽象的な言い方をしていたなどという可能性は否定できないが、何れにしても私がこれを見て思ったことは、人間の想像できる程度のことなら100年後には実現している可能性が高そうだということだ。
[ 2013/03/11 18:00 ] 投資全般 | コメント(11)

腕時計の法則 - 恋愛性向を映す鏡

「ダメな会社の5つの法則」で述べたように、私は職業柄、世の中のあらゆることを法則化する癖がある。毎日、たくさんの情報が入ってくる中で、効率良く物事のリアルを捉えるためには、ある程度パターン認識のようなものが必要なためだ。

こうした法則の中で、仕事には直接関係ないが、なかなかの的中率を誇る法則がある。それは腕時計の法則である。腕時計を見れば、相手がどのような異性との接し方を好む人かをズバリ当てられるというものだ。以下の項目のうち、自分が1-5のどれにあてはまるかを試してもらいたい。

スマートウォッチ1. 腕時計は気に入っている1つをいつも身につけている。

2. 腕時計は何個も持っていて、その時の服や気分に合わせて選ぶ。

3. 腕時計はお洒落を決める重要なアクセサリーであり、ブランドものを着ける。

4. 腕時計は機能性重視であってデザインや値段にはあまりこだわらない。

5. 腕時計はそもそもしない。腕に何かをつけていたくない。
[ 2013/03/09 18:00 ] 雑感 | コメント(4)

SNSの衰退 - 新潮流はディープでクローズド

「ザッカーバーグ氏とミーティング」でFaceBookがIPOをした時の話を書いたが、その後の展開は概ね予想通りのものとなった。私がFaceBookの公開価格が高すぎると発言したことで、半ばミーティングが強制終了となったのは事実であるが、その前にこういった質問もしていた。

「貴方がFaceBookで作り上げた独自の仕組みとはどういったものか?。私は少なくとも8年前からOrkutというSNSを使っていたし、日本では誰もがMixi、GreeというSNSを利用している。御社の独自性はどこにあるのか?」

FaceBook image logo残念ながら、その時の回答としてはオープンソースであることや、他言語対応していることなどしかなく、予想外の話というのは聞かれなかった。それは言わなかったのではなく、本当に何もなかったのである。

ネットサービスの浮き沈みは早い。FaceBookはすでに先進国ではアクティブユーザーが減少し始めており、成熟期に入っている。「SNS疲れ」という言葉がそれをよく表しているが、実名登録で職場の人とつながり始めた時点で、若者にとってはFaceBookの魅力は減退し始めているのである。
[ 2013/03/07 18:00 ] 投資全般 | コメント(7)

機械に仕事が奪われる - 次はホワイトカラーのターン

手塚治虫の「火の鳥(未来編)」を読んだことがあるだろうか?この作品で描かれた未来の世界では、人類は過去の反省から、国家的に重要な判断をすべてマザーコンピューターに委ねており、その命令に絶対服従していれば、間違った未来の選択を回避できるとものと信じられていた。

火の鳥未来編世界の5大都市はそれぞれのマザーコンピューターが統治していたが、ある日、ちょっとした都市間のイザコザを解決しようとネットワーク上で話合いをしていた最中に、意見が物別れとなってしまった。そして、それぞれのマザーコンピューターが、相手は頭が狂っているので水素爆弾で都市ものとも吹き飛ばすように命令をし、人類は一瞬にして絶滅してしまうのである。

もちろんこれは漫画の話であって、人類のテクノロジーはここまでは発達していない。だが、PCが生まれて40年、ネットが生まれて20年経ち、すでに多くの仕事が機械に置き換えられているのは事実である。企業からしても、雇用した後で教育をしなければならない人員を雇うより、単純な繰り返し作業であれば機械にやらせた方が正確であるしコストも安い。

派遣法の改正によって非正規雇用が容易にできるようになったこともこの流れを助長させた。付加価値のない仕事は、景気が良い時には増やし、景気の悪い時には減少させる調整弁に格下げされた。まるで機械をオンオフするような感覚である。これまで人海戦術に頼っていたような保険や証券のような営業職も、ネットサービスに置き換えられていった。この人たちはまさに、機械によって淘汰された人々である。
[ 2013/03/05 18:00 ] 経済社会 | コメント(9)

仙人均衡表 - AUDJPY. EURJPY

リクエスト頂いているので、仙人均衡表を久々にアップします。(画像クリックで拡大)
[ 2013/03/05 09:34 ] 投資全般 | コメント(2)

iPhone miniの正体 - 廉価版のiPhone5

調査会社ストラテジー・アナリティクス(Strategy Analytics)によると、2012年の世界のスマホの総出荷台数は前年比41%増と力強い伸び率を示したものの、2013年はその伸び率が27%増の8億7,500万台へ鈍化すると予想している。

スマホ市場はアップルの独壇場という印象があるが、同社は2013年はサムソンの市場シェアは33%、アップルのシェアは21%となり、サムソンが世界一のメーカーとなるという見通しを発表している。

iPhone mini fake picture機種別で見ても、10-12月時点のシェアではiPhone5が13%と世界トップとなっているが、サムスンは3月にも旗艦機種の最新版「Galaxy S 4」を発表し、一気にシェアを挽回すると考えてられている。

ちなみに「Appleの終わりの始まり」で述べたが、3月にiPhone5Sが発売されるという噂は、この動きに杭を打つためのデマであり、今のところアップルの新機種が春に出てくる予定はない。
[ 2013/03/03 18:00 ] 投資全般 | コメント(6)

貯金はないが家を買う - それはFXよりもハイレバレッジ

好物のオキアミを食べながら海をプラプラしていた鮭も、4年が経つと、思い出したかのように故郷の川を探し始める。同じように、20代の頃はプラプラしていたヒトも、30代になると急に持家を探し始める。

「持家か?賃貸か?」の論争をするつもりはない。賃貸だと良質な物件がないとか、これから家族も増えるので手狭になるなど、家を買う動機はいろいろある。しかし普通のサラリーマンにとって持家は数千万もする買い物であるのに、最近では頭金が50万円しかない人まで買えてしまうという事実には、かなりの違和感を感じる。

給料が低いのは仕方がないが、30代にもなって50万しか頭金が用意できない身分で、何故に家を買うのか、そのロジックは理解不能である。私はかつてそういった友人から「ローンは固定がいいか変動がいいか?」という相談を受けたことはあるが、「家を買って大丈夫か?」という相談は受けたことがない。

さすがに相談に来ている人に対して「家を買うなんて分不相応だからやめておけ」とは私にも言えない。それに相手は住宅メーカーにすっかり洗脳されてしまっていて、もはや家を買うことが前提となっており、何を言っても仕方のない状態となっている。
[ 2013/03/01 18:00 ] 投資全般 | コメント(6)
筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

By 管理人:

Macoちゃん♀・x・)

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