仙人の祈り

2015年10月の雑感

秋風の中に、冬の匂いがする今日この頃。特に記事にするべきネタもないので、ブログの更新が少なくなっていますが、あまり何も書かないと、読者の方にも申し訳ない気がしてくるので、散文的に最近思うことを、書いていこうと思います。

鯨が巨像を飲み込む

最近になってメディア業界、ビール業界、半導体製造装置業界、金融業界などで、大型の企業買収が増えてきています。まさに鯨が巨像を飲み込むような大企業同士の合併ですが、日本勢はいつものように蚊帳の外にいます。

autumn_5th_ave日本人は戦術レベルでの技巧を駆使するのが得意ですが、戦略レベルでの思考が弱い傾向があります。何故、世界的に圧倒的なシェアを持つ大手同士が合併を急ぐのか、もっと深く考えた方がよい気がします。戦略レベルでの負けは戦術レベルでは覆すことができないのですから。

MBO社長

最近、日本企業の中でもMBOをして復活してきた社長に勢いのある人が多い気がしてます。自分が経営権を握らなくてはならないという思いで、リスクを負ってMBOをするわけですから、当然と言えば当然ですが、やはりオーナーシップを持って事業に取り組む人々は、感性が研ぎ澄まされていると感じます。
[ 2015/10/25 18:00 ] 雑感 | コメント(13)

人手不足で変わる企業の競争環境

世界の人口は直近100年で3倍に増加したが、次の100年では更に倍になると言われている。ただし、これから人口が増加するのは途上国が中心であって、日本のように成熟した先進国では、逆に人口が減っていってしまう。

ここでも述べたように、経済学的には、人口の増減と経済の浮き沈みは、完全にリンクする。安い労働力を確保し、利益を捻出しようとする消耗型の企業は、人口が増加する国では通用するが、人口が減っていく国では機能しない。日本でも最近、それが顕著になってきた。

empty_bldg2015つまり、これから成長する日本企業を見つけるためには、まず人手不足という問題をクリアできているかどうかが重要なポイントとなる。ビジネスモデルや競争環境の分析はもちろん必要だが、従業員に対する会社の姿勢なども、念入りにチェックした方がよい。

この点、ブランド力のある大企業や、給与水準の高い会社には、一定の歩がある。これらの会社の離職率は低く、結果的に商品開発や営業の競争力が高まり、シェアが向上していく傾向がある。新卒の獲得競争においても、すでに大きな差がつき始めている。
[ 2015/10/02 18:00 ] 投資全般 | コメント(14)
筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

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