仙人の祈り

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相場の呼吸と逆に動く

更新がなかなかできず、読者の方々には申し訳ありません。最近はなんというか、人類社会の方向性に大きな舵が切られたと感じる出来事が重なっており、こういう時は投資家として傍観していた方がよいという感覚を強くもっています。「相場が早く動いている時は、ゆっくり行動するべき」と以前に書きましたが、今はまさにそんな時でしょうか。

今年は7月、8月に大きくポートフォリオを変更し、グロース株からバリュー株に大きくウエイトをシフトさせました。「相場がゆっくり動いているときは、素早く行動すべき」ですので、この時は珍しくダイナミックに入れ替えを行いました。そういったことをやらない投資家だと思われていたこともあり、9月あたりからはエライ人たちやお客様に説明することに忙殺されていました。

今となってはそれが完璧な投資判断であったことは証明されてきたのでよいのですが、当時は「何故か」と問われても、「なんとなく、、、」としか言いようがなく、私をサポートしてくれる営業やアカウントマネージャーたちでさえ、やれやれといった感じでした。相場の呼吸は相場の中にいるものではないとわりません。なので、それを言語化するというのは難しいところがありますね。

一応、大人の対応として「米国金利の上昇が始まっている」ことを理由に説明しましたが、実際にはそのような単純なものではなく、様々なファクターから相場の呼吸の変化を感じたというのが本当のところです。簡単な相場というのは、私は経験したことがありません。でも案外に、そう思っていることが、私が投資家として生き残り続けている理由なのかもしれません。
(前回の質問コーナーは締め切り、当エントリーにて質問はお受けします)


[ 2016/12/10 18:00 ] 投資全般 | コメント(52)
筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

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