仙人の祈り

ホワイトカラーに潜む2つの人種

いわゆるホワイトカラーのなかには2種類の人間がいる。1つは質より量の人、もう1つは量より質の人。

ちょっと前のことだが、私がインターンに来た学生に課題を与えることになった。そこで私からは、近い将来の投資テーマとなるであろう「量子コンピュータが変える未来」というお題を出した。

GoogleやNASAで実際に稼働している量子コンピュータ(D-Wave)について解説した後、将来どのようなことが起こりえるかを想像して、どういう投資行動を取るべきかを考えて欲しいと伝えた。

意外というかビックリしたのは、今時の学生であっても、この量人間と質人間がきれいに分かれて存在しているという事実を目の当たりにしたことである。

四季報オンラインに出稿しました

今回はガバナンスをテーマに書きました。記事はこちらをご覧下さい。関連記事 : 集団が体制に依存するリスク

さて、市場はトランプ大統領の真骨頂と言うべきか、テールリスクが意識される展開となってきています。会社業績を予想して投資を行う、私のようなタイプの投資家には、こういった外部要因によるリスクオフというのは対応しづらいものです。

株価というのは株主資本の時価ですから、これほどリスクの大きい資産はありません。先の見えないリスクが増大するとリスクプレミアムが上昇し、株価は下落します。ガバナンスの良い会社は先の見えないリスクが小さくなるので、リスクプレミアムが低下し、株価は上昇します。

私は著書やブログのなかで、リスク&リターンの感覚は、投資家にとっての奥義と言ってよいほど大切なものと述べてきました。読者の皆さまも、こうした観点から、ご自身の投資行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。それではまた。

ヤフーニュース
筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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