仙人の祈り

S&P500は久々の1%下落

本日はS&P500は久々の1%以上の下落となりました。米国株は調整局面入りかどうかの見極めの時です。以下は本日の簡単な概況。

前日のFOMC 議事録の内容を受けた米追加緩和期待の後退を嫌気し、アジア市場は軟調、欧州市場は全面安、スペインの国債入札が不調に終わったことを嫌気し、ユーロ安が進行。欧州中央銀行は政策金利を1%に据え置くと共に、まだ景気見通しには下振れリスクがあり、出口戦略は時期尚早との見方を示す。3月ADP 雇用統計は20.9(予:20.6)万件と発表されるも、米国株式市場は海外の軟調な流れを受け、大幅続落で開始。

ダウはIBM やシェブロン等を中心にほぼ全面安の展開で、下げ幅は100 ドルを超える。ナスダックも7割方売られ、約30 ポイント安となる。セクター別では10 業種全て軟調。金融、素材、テクノロジーなどが1%を超える下落となる中、公益、生活必需品などのディフェンシブセクターの下げは限定的。通信はプラス圏で推移する。10時、3 月ISM 非製造業景況指数(総合)は56.0(予:56.8)と予想を下回ると共に前月比で低下。これを受け株式市場は下げ幅を拡大していく。また、2 週連続で増加した原油在庫を嫌気し原油価格が101 ドル台まで急落すると、エネルギーは更に弱含む。

11 時頃、株式市場の下げ幅はダウで180 ドル、ナスダックで57 ポイントまで拡大。午後に入っても反発する材料に乏しく、底這いの展開が続く。個別では、モンサント(遺伝子組み換え種子)が市場予想を上回る決算を発表するも冴えない動き。また、サンディスク(フラッシュメモリー)は利益見通し引き下げを嫌気され1 割以上売られる。一方、ギャップ(アパレル小売)、AIG(総合保険)、サウスウェスト航空はアナリストによる投資判断引き上げを受け逆行高。2 時半、原油先物は101.47(-2.54)ドルと続落して終了。

その後、株式市場は大型ハイテクや資本財を中心に買い戻しが入り、徐々に下げ幅を縮小していく。結局、ダウは13,074.75(-124.80)ドル、ナスダック総合指数は3,068.09(-45.48)ポイントと続落で取引を終了。
[ 2012/04/05 06:38 ] 投資全般 | コメント(0)
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筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

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