仙人の祈り

米国マクロの季節調整に注意しましょう

中国GDPのコンセンサス未達は9.0%という噂をばら撒かれて上昇していただけに、ショックが大きかったですね。AUDJPYはこのところ83-84円台でマクロのヘッドラインに振り回されています。

私は変わらず、下目線を継続しています。その主な理由としては、1) S&P500基準線の下にある、2)米国、中国のマクロが悪化トレンドにあると考えている、3) 5月にギリシア・フランスから再びショックが出て来る可能性がある、などです。

2)は中国GDPは2010年12月をピークに下落トレンドが続いています。預金準備率は昨年末から下げ始めていますが、不動産価格下落、地方政府の債務問題、大幅な財政刺激策の剥落などから、上昇へ向けさせるのはしばらく困難です。米国も来月から失業率、自動車のSAARISMなどの悪化が予想されます。これは来月から季節調整効果が一転マイナス方向へはたらくためです。FEDは6月のツイストオペ終了のタイミングなどは気にせず、金融緩和(恐らくMBSの買取など)をするべき時には躊躇しないでしょうが、現状のマクロ指標では実行できません。更なる悪化と株安を見る必要があります。

3)はギリシア総選挙で左派が勝利した場合、ユーロ脱退となる懸念が広がります。同日に重なるフランス大統領選挙の2次選挙でサルコジの劣勢が重なる可能性もあります。

USDJPYはこれらの懸念を受けてか、10年金利が2%を割るまで下がって来ましたので、上昇は見込み難いでしょう。AUDUSDは豪州雇用統計のポジティブサプライズで一旦上昇しましたが、大国の状況は悪化傾向ですので、売りトレンドは変わらないでしょう。それに金利を据え置くとは限りません。
もちろん、私はマクロの予想で取引はしませんが、どちらかと言われると下目線であるというだけです。ポジションは完全ヘッジをしたままです。
[ 2012/04/13 23:28 ] 投資全般 | コメント(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

By 管理人:

Macoちゃん♀・x・)

記事の募集

社会全般や政治・経済に関して、記事の寄稿を募集しています。お名前、タイトル、本文を以下のフォームにてお送り下さい。採用・不採用は当ブログへの記載を以ってご連絡とさせて頂きます。

お名前:
メルアド:
タイトル:
本文:

人気記事(当ブログ内)
記事検索