仙人の祈り

スタンスをニュートラルにしました

AUD/JPYは昨日述べたように82円後半の雲の下限へ一瞬タッチした後、教科書どおりの反発を見せ、独ZEW景況感指数の上振れや、スペイン短期債入札の好調を受けた欧州市場の上昇を受けて上昇していきました。朝方発表された住宅着工件数は市場予想を下回ったものの、着工許可件数は上回ったため、反応はまちまちでしたが、IMFの世界経済の見通しの引き上げや、引け後に発表されるハイテク大手の決算期待からジリジリと値幅を上げる展開となりました(引け後に出た決算は良かったですが、市場の期待が高過ぎ時間外取引では現在売られています)。

S&P500は本日基準線の1389.89を突破しやや上で引けました。しかし転換線が1385.23とすでに基準線を下回った状態にあるため、未だどちらに行くかは定められない状態です。スタンスとしては弱気から、ニュートラルに戻しますが、このような時は勝負をしないのが得策です。ポジションはニュートラル(完全ヘッジ)のままです。

金融の決算のポイント

GS
EPS3.92 、予想3.43
M&Aにポジティブ・サプライズ。前年比+37%、JPM-34%、Citi-22%YoY。Equity trading 前年比+7%、市場予想比+65%。VAR+26%QoQ。

USB
EPS0.67、予想0.64。
NII+2c、フィー+1c、Provision+1c(NCO低い恩恵)。ネガティブポイントは税率-1c、配当-1c。
ローン伸びは1%、市場予想1.7%と弱めだが事前期待とインライン。CRE、C&Iのコミットメントは+5%とのことなので、ローン伸びを期待。

CMA
EPS 0.66、予想0.57
0.02-Security gain恩恵を除いても全般的に強い。NIMアップサイド、Excess liquidityを落とし、Asset yieldを安定化。商業向けローン+5%QoQと強く、Mgt曰く全般的に伸びた。Run offあるものの、Total loanもプラス。

WBS
EPS0.43、予想0.39
NIM3bp予想より高い。商業向け、コンシューマー向けともにローンイールドの安定がサプライズ。C&Iイールドは僅か-2bpQoQ、調達コストも前期比-21bp。モーゲージ、有価証券イールドは低下。

WABC
EPS0.75、0.01ミス。
Provision上振れ、予想2.6MLNに対し、2.8MLN。ローンロス-77bp、Total charge off上昇。ローン残高-5%QoQ。将来のNII減少圧力。
[ 2012/04/18 07:00 ] 投資全般 | コメント(0)
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筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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