仙人の祈り

中国PMI下振れ、豪州50bps金利下げ、米ISM上振れ

4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.3と市場予想平均の53.6を下回りました。ちなみに4月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)も、50.5と市場予想平均の51.5を下回っています。内容的にも生産は2010年後半以来の最高値ですが、受注が落ち(輸出は伸びたが、輸入受注が落ち、全体では落ちました)、仕入れと在庫が低下(圧縮)の動きが顕著なため、国内経済の先行きにはそれ程明るくない動きが見て取れます。中国経済は引き続きダウントレンドと見ています。

豪州では私の予想どおり50bpsの利下げを発表しました。市場予想は25bpsでしたので、ネガティブサプライズとなり、AUD/JPYは大幅下落となりました。RBA声明では「景気の状況は予想よりやや弱まっている」「交易条件がいくらか低下しているにもかかわらず、為替レートは依然高い」とあります。利下げトレンドは続いていると見ています。

今しがた発表されました、4月の米ISMは54.8と市場予想平均の53.0を上回りました。こちらも昨日書いたように、S&P500の下値は限られていると見ていたため、個人的にはサプライズはありませんでした。先日アゴラに投稿したように、米国経済のみが好調というデカップリングが続いていると見ています。

ポジションはISMが良かった場合に備えて、82.59でショートヘッジを外すよう組んでいたので、見事に引っかかり両建てしていたショートを解消。今はロングオンリーですが、82.70で再びショートヘッジを置いています。上値目線の場合は83.26を越えられるかがポイントと考えています。このポイントを抜けたら、今度はショートヘッジを82.70から83.26へ引き上げます。
[ 2012/05/01 23:40 ] 投資全般 | コメント(0)
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筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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