仙人の祈り

根強いQE3期待

本日は早朝に大きな動きが集中した一日となりました。まず、中国が予想外のタイミングで1年物預金金利を0.25%、貸出金利を0.31%引き下げると発表。イギリスも資産買取プログラムの拡大を発表。最後にECBが市場予想通り政策金利の25bps引き下げを発表、しかし同時に預金金利を0%まで下げたことは予想外であり、欧州株やユーロは売りで反応しました。

その後、ドラギ総裁が会見で欧州の景気見通しに弱気のコメントをしたことや、追加のLTROに関する討議はなかったなどと述べたことで、欧州株やユーロは更に下落し、スペイン・イタリアの利回りも急上昇しました。

米国市場はQE3期待からか、マクロが良いと下がり、悪いと上がるような動きを最近は見せています。ADPが良いと株価は下がって始まり、ISM非製造業が悪いと逆に上がって行きました。

小売企業の6月月次が本日発表されましたが、発表した18社中、12社がコンセンサスを下回り、平均値は+1.2%と低調でしたが、もともと6月の月次は低調であることが足元で織り込まれていたため、小売全般、株価は反転上昇しました。個社別にはTJ maxxやRoss Storeのようなオフプライスリテーラーの月次が引き続き絶好調というトレンドが続いています。また、高価格帯の消費に陰りに見えていると言うセルサイドが多くなってきていますが、サックスやノードストロームなども予想外に市場予想を大幅にビートしています。

相場は、なんだかんだで上昇トレンドを保っている状況です。これまでのパターンだと、明日の雇用統計が良いと株価はむしろ下がるかも知れませんね。
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筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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