仙人の祈り

FOMC議事録ショック

米国時間14:00に発表されたFOMC議事録にて、QE3が近いタイミングで行われる可能性が高いことが示唆されており、ドル円が大きく下落、ユーロや豪ドルなどは対ドルで爆騰しました。議事録には、「雇用に明確な改善を示すデータが出ない限り」、金額や期限を定めないQEや、景気見通しを下げ金利の時間軸効果の延長、モーゲージの買い入れなどを行うと記載されています。これにより今月末のジャクソンホールで昨年同様、バーナンキがQE3を発表するシナリオが想定されます。

米国株は上昇し、ドル円が下落したため日本株は下がるでしょう。このパターンはリーマンショック以降ずっと続いていることですが、日本株のプレーヤーは疲れてしまいますね。

市場はややパニック的にドルを売りましたが、時間とともにオーバーシュートした分の戻りはあるでしょう。QE3が実施された場合、必ずしも円高ドル安になるとは限りません。

古典派のマネタリーセオリーに従うとドル安となるというだけであって、米国景気に安心感が広がり、株高、金利高、ドル高が来る可能性も十分にあり得ます。よって本日の下げでトレンドが逆転したかどうかは、しばらく時間を置いて見る必要があると思います。ドル円も日足では上昇トレンドを未だ維持しています。
[ 2012/08/23 06:00 ] 投資全般 | コメント(0)
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筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

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