仙人の祈り

Back to schoolは好調な見通し

本日は10時発表のコンシューマコンフィデンスが市場予想の66に対して60.6と大幅に下回ったことで、一瞬更に売り込まれましたが、すぐに買いが入り値を戻し、結局前日比フラットの水準まで値を戻しました。

ちなみにBack to schoolの売上げの感触は、どの消費関連企業も良好なスタートを切っているとコメントしています。BTSの強さと年末商戦の結果は高い相関性を持っていることが知られているので、現状からは米国消費が弱くなるという兆候はないと言ってよいと思います(少なくとも上場企業は)。

この他、熱帯性低気圧「アイザック」がハリケーンに発達し、今夜にでもニューオーリンズに上陸する可能性から同地域の製油所が相次いで閉鎖。原油価格は小幅上昇しています。

金曜日のジャクソンホール講演に関しては、市場は追加緩和に関する具体的なコメントが出る可能性は少ないと見ています。むしろ、本日、ジャクソンホールに出席予定であったECBのドラギ総裁やその他の理事が欠席するという発表があったことで、ECBが債券買取のスキームなどの最終の詰めに入っている可能性を伺わせることとなっています。

また本日米国時間の早朝に、北東部のカタルーニャ州が中央政府に約50億ユーロの支援を要請する方針を固めたことが明らかになっており、9月や10月に、スペイン政府が、全面的な支援要請に踏み切らざるを得なくなるとの観測も高まっており、一連の動きがECBが債券買取へ動く可能性が高いことを示唆する内容となっています。

投資家の間では、出尽くし、下落と考えている考えている人もいるようですが、私はそうは思えません。FRB、ECB、中国は、日本の政治家とは違い、市場の心理の上を行く言動をしてきた実績があります。ヘッジファンドはショートを解消したところであり、この状況で新規で売りを仕掛けてくるとは思えません。
[ 2012/08/29 07:20 ] 投資全般 | コメント(0)
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筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

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