仙人の祈り

ECBは想定内 - むしろノーマークのADPからポジティブサプライズ

注目のECB理事会では金利の据え置きが発表され、ドラギECB総裁の会見では、

「ECBは無制限の国債購入プログラムを決定」
「ECBの債券購入は完全に不胎化される」
「あらゆる通貨建ての市場性証券を担保として受け入れる」
「債券購入は期間1-3年の国債に特に重点を置く」

となり、サプライズはありませんでした。

本日の株式市場及び、米ドル、豪ドルなどの力強い上昇はむしろ米ADPのデータが予想の140Kに対して201Kと出てきたことでしょう。ADPのデータと明日発表の雇用統計との誤差が大きいことには留意が必要ですが、明日は少なくとも100K以上では出てくるだろうと予想が付く程、ADPのデータが強かったです。

これによりQE3が今月アナウンスされる可能性が小さくなりましたが、米利回りは上昇し、米ドルは買われ、株は大きく上昇し年初来高値を更新しました。QE3がなくても米国の雇用自体が自律回復に入っているなら、それでよしと市場は受け止めました。

豪ドルは先日書いたように、80.30を明確に上回りました。下げトレンドは取り合えず終了したと解釈してよいでしょう。

ユーロ/ドルの動きが難しいところです。結局本日は大きくは動きませんでした。1.2650に強力なオプションバリアがあり、ここをブレイクさせてはくれません。好材料が本日出たのにも係わらず、ここをブレイク出来なかったため、上値は重く見えます。
[ 2012/09/07 05:34 ] 投資全般 | コメント(0)
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筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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