仙人の祈り

中国の政権交代 - 地下鉄への投資の可能性

本日はユーロ圏関係筋の話しとして、「ユーロ圏はスペイン国債を購入する投資家に損失保証を提供する形で同国を支援する案を検討している」と報じられ、ユーロ主導でリスクオンとなりました。

具体的な内容は、スペインが発行する各種国債の最初の20-30%について、ESMが保証を提供するというもので、これが決定すれば、ESMは、保証費として、年間約500億ユーロの負担で済むというものです。こういった内容ならドイツも負担が少なくなるので、許容するという発想でしょう。

これが事実であれば、確かにポジティブですので、真意を確かめる必要がありますが、流石にスーパードラギはいろいろと考えてきますね。ユーロには引き続き強気です。

豪ドルもツレ高しましたが、パワーが弱すぎですね。豪ドルは中国が何かやってくれないとどうも値が重たいようです。

市場はあまり話題にしていませんが、中国は来月前半に、10年振りに政権が交代します。私の知り合い経由の情報なので、あまり信憑性は高くないですが、中国高官たちは地下鉄への大規模投資を現在考えているようです。中国は人口500万を超える都市がいくつもあるのに、未だに地下鉄は北京に少しあるくらいです。都市部での交通状態が悪いため市民から地下鉄の開設を望む声が多く、財政拡大と合わせて一石二鳥になるという訳です。

言うまでもないことですが、これが出ればリスク資産にとってはポジティブです。特に鉄の材料である石炭・鉄鉱石によって、豪州は大きく恩恵を受けることになりそうです。建機業界なども高速鉄道への投資が一巡してしまい不況で喘いでいるので、建設、重工、素材株などの反転のキッカケとなりそうです。
[ 2012/10/05 06:21 ] 投資全般 | コメント(0)
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筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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