仙人の祈り

失業率とQE3の関係

先日の雇用統計では失業率が市場予想(8.2%)を大きく下回り7.8%となった。

FOMCメンバーの失業率予想を基に考えると、7.8%というのは2013年Q4で到達するとFOMCメンバーが考えていた水準である。

失業率が予想以上に速いペースで改善していることは、“労働市場の持続的な回復が展望できるまで継続する”とされているQE3の継続期間にも影響を与えると言えるし、FRBが導入を検討しているゼロ金利政策解除期間を経済指標にリンクさせるというコミュニケーション戦略にも少なからず影響すると考えられる。

失業率は雇用の実態を表す数字としては疑問が持たれているのは事実であるが(就業を諦めた人は失業者としてカウントされないため)、逆算すると、失業率がコンセンサス予想を0.4%ポイント下回ると、QE3の継続期間は約2-3ヵ月程度縮小することになる。
[ 2012/10/10 06:18 ] 投資全般 | コメント(0)
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筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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