仙人の祈り

持続可能な社会のために - 食料安全保障について考えよう

日本の食料自給率が低いという話は聞き慣れたものであるが、農水省のデータを改めて時系列で見てみると、自給率(カロリーベース)は昭和40年の73%から一貫して下落しており、足元では39%となっている。純輸出国であるオーストラリア(173%)、カナダ(168%)、アメリカ(124%)と比べても仕方がないが、日本の食料自給率は先進国でも突出して低い状態にある。

これらの要因には、農家の高齢化、農地面積の減少という国内の生産能力の低下に加えて、そもそも一人当たりの米食の減少(112kg/年(S40年)→59kg/年)や肉食の増加(同9.2kg/年→29.1kg/年)などの食のスタイルが変わったこともあるだろう。しかし、諸々の事情を鑑みても、やはり39%というのは異常値であり、何かしらの政治・社会システムのエラーの結果であると言わざるを得ない。

里山201307食料価格の高騰が起こると、発展途上国では大衆を困窮状況に追いやり、モザンビークやエジプトのように暴動を引き起こす引き金になり得る。原油価格が$140台に達した2008年、世界では食料価格の連鎖的な急騰が懸念されたが、経済的に豊かな日本の場合は耐性があるため、実際にはバターが入手困難になった程度で済んだ。

それでも日本の食料政策は、経済的に裕福であり続けることや、エネルギー・食料価格が恒常的に上昇しないこと、売り手が必ず売ってくれること、などの条件が前提となっており、リスク管理上は明らかに問題があるだろう。では何をするべきか?というところだが、一つは我々が得意な資本の論理によって解決するアプローチと、もう一つは我々が苦手な意識改革によって解決するアプローチの2つがあると考えている。

1つ目の資本の論理によって解決するアプローチは、簡単に言うと日系企業に頑張ってもらう戦略である。伊藤忠のような商社は海外の穀物メジャーへの投資を続けているし、キリンやアサヒのような大手食品メーカーはアジア・オセアニアでローカル企業の買収を積極的に行っている。日本ハムはオーストラリアで農場を運営し、伊藤園は同国で茶葉の生産し、日本水産はタイや南米で養殖をしている。

これらの手法は、昔の欧米流の言い方をすれば「土地の収奪」である。アフリカの広大な土地を買い上げ、自国の国民向けに食料を生産するために使うことで、食料安全保障を保つというものである。それぞれの企業は、人口が減少する日本では商売にならないため海外に出ているというのが本音であるが、自国企業が海外の食料へのアプローチを増加させることは、有事の際のリスクを軽減してくれる。

もう一つは社会的な意識改革によって解決するアプローチであるが、これは最も効果のある食料自給率アップのための施策であると同時に、実施には国民全体の意思改革が必要なものでありハードルが高い。欧米では都市と自然の共存に関して、都市生物学という分野があるが、シアトルのPollinator Pathway Program(送粉生物の通り道プログラム)などのように、様々な実証検証が行われている。私が好きなニューヨークのハイラインもまさにこの分野の壮大な実験のひとつである。

ここで都市と自然の共存を図る必要性を説く彼らが、意外にも日本の里山に注目しているのをご存知だろうか。豊かな水を利用した地産地消と、自然との共生を長年行ってきた里山モデルが、都市生物学者の羨望の的となっている。彼らの考え方や提案に基づいて日本の食料問題の解決策を見出すならば、やはり地産地消の文化を再認識する意識改革を行うことが、自給率アップのための最短距離でありそうだ。

よく考えれば、私もスーパーで買い物をする時、野菜などの生鮮食品はほとんどが国産である。海外の食料依存が進んでいるのは安価でお手軽な加工食品の消費が増加していることが要因の一つであり、食に対する考え方や取り組みが変われば、自ずと自給率も変化するのではないか。豊かな水と肥沃な土地がありながら、遠くの痩せた土地で強引に育てられた食品を摂取することの馬鹿らしさを啓蒙する地道な作業が必要だろう。

多額の助成金を受け、高齢化する農家の強固な政治基盤を中核とするJAは、日本の農業を救うためにこれまでどのような施策を行ってきたのだろうか。安倍政権は第3の矢である「日本再興戦略」の中で『世界に冠たる高品質な農林水産物を生み出す豊かな農山漁村社会』を今回掲げており、その詳細な目標と行動計画を見ると、JAという組織が必要なくなる社会が先に見える。

しかし安倍政権がどんなに強力に改革(特に農地面積比率の増加)を進め、JAのいない農業システムを構築しようとしても、結局は世論全体が安価で豊富な食料システムへの依存から転換を図らなければならないと心底納得するまで、改革を実現するのは難しいかもしれない。そして残念ながら、世論はシステムの崩壊を目撃するまで変わらないかも知れない。

米国のとある研究者によれば、日本が2060年になった時、自給率100%を実現するには、現役世代が65歳以降もまだ働いていて、そして家族全員が半農である必要があるそうだ。こんな世界を想像すると非現実的に感じてしまうが、少なくとも安倍政権が掲げる農業の自由化を本当に法制度化してくれるならば、まずは外堀からでも食への関心を取り戻すキッカケにはなる。日本人のことだから、技術的なイノベーションはその後でついて来るだろう。

日本人は自分たちの食文化を見直して、原油に依存せず、地域で持続可能な方法に基づいた食料生産システムの実現に向かうという努力をしなければならない(というか、これまで無視し過ぎていた)。食料安全保障という、国の最も基本的な部分においてサスティナビリティーが欠如しているという危機意識を持つ必要があるだろう。

BLOGOSで読む
[ 2013/07/22 18:00 ] 経済社会 | コメント(30)
まさに地産地消を地でいってる田舎に
住んでます
わ~っこの記事読むと、私、最先端行ってね?と嬉しくなります
え?ちっとは黙ってろ?ごめんなさい、だって旬な話だから笑

震災で、水・電気・ガス・食料に苦労しました~(-v-;)
最上階だったので、エレベーターは使えず階段にゲンナリ
風呂も入れず、買いだしに行っても、食料は店から消えていました(泣)
また同じようなコトが起きたら?
真剣に考え、思い切って田舎に移住して2年経ちました
ここの素晴らしいトコロは、温泉と山からの美味しい水が豊富であることと、
8割が農家or半農家で食糧に困らないこと、津波や放射線の影響がないこと
なによりも、人が素晴らしく、みなさんが温かく迎えて下さったことです
畑も町で無料で貸し出していて、野菜作りを年に何度もレクチャーしてくださいます
高速で1時間かけての通勤ですが、あの苦労を思い出すとなんでもありません
夏は涼しく冷房はいらず、冬は薪ストーブで暖をとり料理もできます
(薪はタダで貰えます!!・・・自分で割らなきゃだけど、笑)
ハイパーインフレも、戦争も絶対起こらないとはいえない世の中になってきました
自給自足は今はムリですが、引退したら是非この地でやりたいぞと思っています♪
ちなみに、この辺は坪4~5万円で、畑だと坪1~2万円です
今日も隣のおじさんからインゲンとナスを山ほどもらいました笑
小松原さんも、田舎、好きですよね?
いつも勉強させていただいてるので、いつかジャガイモ作りのレクチャーでお礼ができればいいな(ーv-;)え?サツマイモ派?




[ 2013/07/22 21:59 ] [ 編集 ]
ハイライン ☆知りたがりや少年と庭☆
絵本「ふしぎなガーデン」では
リーアム少年に続く庭師がたくさん現れ
街中が草木であふれます。

今年のひなこの小さなガーデンは、
ブラックビートルに食べ尽くされてしまいました。
グリーンカーテンもやられた…。(泣)

プランターと本当の土では大違いです。

でも、こんな物を発見しました。↓
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20130306_590668.html

インテリアにもなりそうです。
[ 2013/07/22 22:02 ] [ 編集 ]
運も実力のうち  るんさんへ
前のエントリーでの「シンプル」コメントのお詫びです。

質問とお礼のコメントを読んでみて
るんさんの書いていた事のニュアンスが違う様な感じがしたので…。

「お金で欲しいモノの95%手に入る…」と言ったお母さんは
お母さんが自身が欲しい物をお金で手に入れた…ではなくて、
自分には無くて、でも、お金を出す事で子供に与える事が出来た
満足感・達成感95%ではないかしら…と思うのです。

ひなこの母世代は、学歴無しでもマジメに仕事すれば
ソコソコの事をコドモにしてあげれました。

でも、本当に頑張ったのは「本人」ではないでしょうか?

親の七光りも・コネも周囲の嫉妬や羨望に負けず
使いこなせば、それはホンモノ。


良い環境、友人、家族、学歴、仕事、収入
全て与えられたとしても、実際に責任を持つのは自分自身です。

容姿・服装・話し方・態度 etc
一つ一つの小さなパーツが個性を作り出します。

自然界でも、植物は花で虫を呼び、
鳥達だって知恵を絞りますよね。

与えられた環境でも、花を咲かせるのは本人自身ですよ。(笑)

最近のひなこのお気に入り

「青空や 花は咲く事のみ思ひ」


[ 2013/07/22 22:57 ] [ 編集 ]
どんな方?
ブログを読ませて頂いて最大の疑問は、小松原さんってどんな人?ってことです。何だか超越しているのに身近なようで、どんな本とか読んでるんですか?どこの大学ですか?もしかして投資家いがいにも何かやってるんですか?実はわたしが知っている有名人とかいうことはありますか?とりあえずそっちが気になります。あと、男性だと勝手に思ってるんですが、もしかして女性ですか?
[ 2013/07/22 23:31 ] [ 編集 ]
ひなこへ すみませんねえ、このコメント欄がおかしな方向に笑
父の家がリッチで長男だったもので、母は結婚を猛反対されました
だけど、父は家を捨てて駆け落ちしました(やるな、パパ笑)
子供が生まれて数年経ち、呼び戻されたそうですが、母はその後も虐げられ
辛い思いをしたそうです
誰よりも向学心はあったのに、自分の家が貧しくて進学できなかったことで
私たちに、同じ思いはさせたくないと必死でした
(画家になりたいと言ったら、ぶたれるわけです、笑)
ひなこの言うとおり、母はもてる財力で自分の贅沢はいっさいしませんでした
私たち、こどもに全てを捧げた感じです

なんでも買ってもらえる環境でしたが、母が私に尽くすほど、私自身の力が欲しいと次第に強く思い、5%の旅に出ました
なんつー育て方する人なんだと思う半分、子供を必死に守ろうとしたんだ・・と
子を持ち、初めて親の気持ちを知ることができましたね(^^;)

今?
お~っほっほっ、運も実力のうち!!ホンモノっすよ!!なんちって笑

ホント、小松原さんを取りあわなければ、私たち友達になれたのにねえ~
あ!!私たち、旦那子持ちだったわねっ
やっべ(・v・;)(・v・;)←皆さん、そーっとしておいてくださいね




[ 2013/07/22 23:51 ] [ 編集 ]
周さん、ブログ荒らしゴメンナサイm(_ _)m
るんさん、

あんまりにも、おバカなコメント残すので、正体ばれています。
近所でしたよ。
るんさんはひなこ見ても判らないと思いますが…。

仙人ファンクラブ1号で、1番周さんに優しく温かいコメント
もらっているんだから、転ぶなって言っているの!(怒)

本当に気付かないやつだねぇ。

ついでに仙人で宇宙人の周さんには、宇宙の真理の前に
女心探知機プレゼントした方が良さそうです。

バック・トゥ・ザ・フューチャーでも
エメット・ブラウン博士は宇宙の真理を探究しながら
恋に落ちていますしね。

周さんにとって女性は永遠の謎だと思いますよ。(笑)
(るんさんと取り合う気はさらさら無い。)
[ 2013/07/23 00:22 ] [ 編集 ]
MIEKNEKO
似たような方がいらしてビックリ!

関東から西日本に移住、自営なので時々往復しております。
若くはないけれど半農を目指しています。

地方のお宝は凄いです。
県内だけで自立できるだけの力があるんです。
おいしい水のある地域にはお年寄りばかり。
水源地の土地を買いに来る方がいます。
外国人です。

しっかりした哲学をお持ちの真面目な農家さんもたくさんいます。
同様にお話を伺ったり、たくさんのお野菜を頂いたり、お店に行けば地元の大豆で作ったお豆腐からお茶、おからなんてタダです。
もうお金いらないかもって思うほど豊かです。

先月、地元の梅を買って、今、梅干しの土用干しをしたところです。
月夜の梅干しを眺めていると、とても愛おしくなります。
梅干しはどこでも買えるけれど、時間と手間と愛情を掛けたものはお金じゃないなあとつくづく。

デスクワークの方、勇気を出して飛び出してみたら、何とかはなります。(超無責任)

ここの旬は桃です。
[ 2013/07/23 00:57 ] [ 編集 ]
農業の事実
ブロゴスに転載されているので、見ました。農業の実態は、ブログ、高校生からのマクロ・ミクロ経済学入門の、カテゴリ「農業自給率アップは無意味」を参照願います。
 
 農業産品は余っており、余っているので、「農業問題」になっていることが分かります。
[ 2013/07/23 08:52 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
皆さんコメントありがとうございます。

田舎暮らしの経験値が高い方が多いようですね。安倍政権の日本再興戦略には米の生産コストを40%削減するとありますので、国産米ももっと安く食べられるようになるかも知れません。皆さんのコメントを読んでいると、田舎では野菜やおからを貰えることが多いということが分かりましたので、おかずも安く手に入りそうですね。

私も将来は殺伐とした神経の削り合いの毎日から脱して、田舎で暮らしたいという願望はありますね。ジャガイモもサツマイモも昔育てた経験がありますが、久々にそういう経験をしてみたいものですね。

私が何者であるのかという質問はいろいろもらいますが、基本的にここで書いていること以上のことを個別に読者の方に教えているということはありません。ご想像にお任せします。また、どの銘柄が上がるとか、この銘柄はどうかとか聞かれても、私はプロですので一般の方に投資判断を述べることはありません。あしからず。
[ 2013/07/23 16:37 ] [ 編集 ]
育てたことがあると!意外ですね~
久々にそういう経験してみたい・・・と?つまり

畑で会う→ジャガイモを植える→農作業の格好に手にはスコップ・・・

ぎゃ~!そうじゃなくてっそうじゃなくてっ<(0C0ii)>Oh~no~

私が思い描くのは、ビル街でシックなワンピースに綺麗目ハイヒール
「きゃっ♡待ちました?」なんて、いつもよりツートーン高めの声で
髪もつやつや光らせて、公園のベンチで缶ジュースデートですよ
コレ、都会の王道っしょ~!!(ええっ?違うの??)
でも、コメントでこんだけ書いてて、超~シャイだからきっと
50メートル手前からチョッパーみたいに柱から顔出すのが精いっぱいだわ~
だわ~だわ~・・・

なんて、想像を巡らせてるだけで20分は楽しめるんですが(・v・;)
しっかし、こんなアホな内容を全部公開でコメント打つのは私だけ??
すみません、ここはスルーで笑
[ 2013/07/23 19:35 ] [ 編集 ]
受けて立とう!
最近、笑いが少ないようなので…。
(noriさんも来ないしね!)

似顔絵候補

http://livedoor.blogimg.jp/lovethee_ever/imgs/d/6/d609b628.gif
↑これでもひなこは全然OK!
(これよりは福山雅治似だと思うけど)

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=37165487
 渋いカンジで

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=36731459
タイトル:「おじフェロモン」と付いていた。
(作者、描きながらフェロモンに当てられたと書いてあり笑ろた。)

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=36853515
やっぱ、これでしょう。
皆さんのイメージは…。

こんな所でどうでしょうか?
[ 2013/07/23 20:45 ] [ 編集 ]
良いなあ~皆楽しそうで・・・
帰りたい・・・
[ 2013/07/24 08:23 ] [ 編集 ]
花王
花王のカネボウ、問題が大きくなってきましたね。花王に限らず、このようなリコールなどの問題を起こした会社の株価は下がりますが、ここぞチャンスと思って買っていいのでしょうか?

個別の質問でなく、トヨタのリコールなども含めた一般例で聞きたいです。

あと、るんさんのキャラいいと思います(笑)
[ 2013/07/24 09:52 ] [ 編集 ]
遅ればせながら
TPPに参加しても守るべきものも守れず、またやりたい放題やられて
しまうんでしょうね。相場と同じで、いつもBABAを掴まされます。
慎み深く我慢強い?国民性が災いしているのでしょうか。

自業自得とはいえ今回は健康まで侵されてしまう危険があるので、なんとか
政府には踏ん張って欲しいのですが、どうなることやら。

今の時代自分の口に入る物を自分で供給できるのは、ある意味一番の贅沢だと
思っています。
[ 2013/07/24 10:00 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
皆さんコメントありがとうございます。

みみさんの会社は養蜂を始めたのですね。お店でもそのハチミツを使ったりするんですかね。何れにしても外食企業は信用が第一ですから、調達には過剰と思われるくらい気を使った方がよいでしょうね。

1のようなオジサンに公園で缶ジュース渡されたら、通報される事案になりそうですね。まあ皆さんのご想像にお任せしますが、文章というのは直接それに関して述べなくても、かなりのプロファイリングの材料になるということが分かりました。

一般論として企業に不祥事が起きた時は、長期の企業価値には影響がないことの方が多いです。ただ、定期的に不祥事をやっているようだとガバナンスが弱い組織であると考えられ、企業価値にはマイナスの影響を与えます。マメ情報としては、花王は来月から「アタック」の新製品を強烈にプロモーションする予定です。
[ 2013/07/24 10:57 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます!

花王は優良企業との話をよく聞きます。今度、買おうと思っていたところ、カネボウがやらかし、驚きです。

あと、小松原さんの付加価値について、もっと聞きたいです。
[ 2013/07/24 11:04 ] [ 編集 ]
ぷプロファイリング・・・
バレてるのでしょうか?
[ 2013/07/24 12:52 ] [ 編集 ]
食料自給率の低下と・・・
食料自給率の低下は「生きる=食べる」という意識が
社会的に低下してる事の表れでもある。

上記コメントに登場しているのは殆ど女性と思われるが
食べるだけでなく、提供する立場に有る為、意識が高いのであろう。

現在の日本は自給率もさることながら、女性の社会進出でも低く
これは相関関係があると考えて良いのではないだろうか?

少子高齢化により社会の担い手として
国は働く女性を支援する方向であるが
同時に竹中氏は移民の受け入れを提案している。

これは主に農村部の維持と考えられるが、
ブログ主の「土地の搾取」と同じ考え方であろう。

しかし、もう一度、よく考えてみよう。

今、海外から移住し定住する者達の次世代は
確実に「日本人」なのである。
日本人の「質の低下」が叫ばれている今、
移民は本当に必要なのであろうか。

仕事が長続きしない新人、ニートや引きこもりも
「生きる=食べる」という基本的な
人間力の低下と考えると判り易い。

高度成長の代償が、借金地獄と
「パンが無ければ、お菓子をお食べ」という
考え方が主流では日本と言う国は維持不可能であろう。

コメント者の中には田舎暮らしの良さをアピールする方も居られる様だが
本当に土地の人間達と共存できているのだろうか?

日本の長時間労働に加えて通勤時間か掛かる状態で住んでいる事の
現実を見直してみてもらいたい。

田舎ではインフラ整備は行き届かず
町内会がその役割を担っている場合が多い。
首都圏近郊の兼業農家では、会社通いの年代層も
週末農業や町内会の仕事で殆ど休み無しという方も少なくは無い。

住民税を支払っているだけで住人になれたと勘違いしてはいけない。
それは、田舎にパラサイトしているだけである。
過疎が進む田舎では、新規の住人は温かく迎えられる事が殆どであるが
定着し地域を担ってくれるリターンの前払いと考えておいた方が良い。

さらに、TPPで先細りする予定の農業者間の生き残りの戦いは
都会暮らしには見えない事であろう。

アベノミクスでは憲法改定も話題の一つである。

今、享受している平和・平等・人権について
もう一度考えてみても良いのではないだろうか!

[ 2013/07/25 22:44 ] [ 編集 ]
まず、行動ダベ
私がココに来た時に、不動産から
「ここは、閉鎖的な土地だから、難しいよ」と、助言をいただきました

でも、全然感じないのは、私の♡に毛が生えてるからじゃなくて、子供のためだと、皆さん分かってるからだと思います
あと、家も買ったし、地域の行事に出まくりで、私自身がこの田舎が好きだと分かってる方が多いこともありますね

私があんまり、ここがいいと言うから、親戚家族も引越ししてきて、友人も沢山遊びにくるようになりました

もちろん、欠点もありますよ~
雪がハンパない( ̄▽ ̄)
噂話の広がりは光ネットに匹敵するかも笑
でも、なんとかなるもんです♪

私みたいな人が増えれば、毛細血管が伸びるように、息を吹き返す土地もあると思うんです

常識的なコトを頭でゴチャゴチャ考えるよりも、まずは一歩踏み出せるかじゃないでしょーか
沢山の人の意識を変えるのは難しいけど、こんな例もあるんだと、発信することの方が大事だと思うんです♪(´ε` )
[ 2013/07/26 08:08 ] [ 編集 ]
田舎暮らし
どういう暮らし、生き方をしたいかは人それぞれで正解はないと思っています。
田舎には田舎の良さ、都会には都会の良さがありますよね。

田舎と一口に言っても地域によって違うでしょうし、過疎の問題などもあります。
近隣の関係が密であれば、窮屈な面もあるかもしれませんが、一人ではできないことができたりします。

ニコニコと適度に煮詰まらないようにしながら、いろいろ教わったり自分のできること、やってあげたいことを探すようなコツも必要でしょうか。

誰もかれもどこでも自分と同じ人はいませんが、自分の周りに集まる人は自分が持っているものに他ならないと思ったりします。

問題が多かったら考えることも多くなるので、少しは解決能力が育たないかなあなんて。

日々、危うい話ばかりのこの国で、シラサギやアオサギがのんびりと餌を食べ、朝晩の稲は露が降りてきらきらと宝石のようですよ。












[ 2013/07/26 23:18 ] [ 編集 ]
私は転勤族である。

福島県に赴任していた事があり、
春は南相馬でヨモギを摘んだり、花粉いっぱいのツクシを食べたり
家族全員で自然を楽しんでいた。

あの美しい風景が、そのままなのに放射能に汚染され
南相馬の酪農家は未だに出荷できない状態だ。
それでも土地を捨てたりせず、じっと耐えこらえて居られる。

反対に、いわき市では浪江の避難者が働きもせず
補助金で昼間はパチンコで遊び、
元からの住民とのトラブルになっている。

福島より、田舎に赴任したこともあるが
その時、町内会などの会合等に参加し協力した経験でも
やはり、地元との意識差は問題となっていた。

今、首都圏にいて、アベノミクスで景気が上向くと信じ
農地をアパートにする話も聞くが、大抵は後継者不在なのである。

美しい自然、風景を守るということは
地道な活動、忍耐、信念が必要であると実感している。

残念ながら、私はそちらの道には進めないが
田舎生活に飛び込んだ方達は守ってきた者達の
思いを汲んで欲しいものだと願う。
[ 2013/07/27 09:14 ] [ 編集 ]
最初、CRMさんのコメント読んだ時

(なんて頭のクソ硬いおじさんなんだべ)

と思いましたが今日ですね、
「私が百姓になった理由」という本を読み終えたとき

(あーCRMさんは、ホントに田舎の人の立場になって考えてる、優しい方なんだな)
と思いました(^^;)クソ硬いは許してね♡

代々の土地を守り続けた方と、都会から移住して15年以上たっても
やはり立場が全然違う・・・という著者の言葉は、謙虚で、でも諦めず
その地域で役割を果たそうと、誰よりも懸命に頑張るステキな話でした

たった2年で住民になりきってるつもりだった自分の自省もこめて
立場を尊重しながら共存に励めたらと思います^^

だーっ!!またコメント書いちゃった~~~
だって旬な話題なんだもの~~~笑
自制、自制っと(・v・;)

[ 2013/07/27 14:18 ] [ 編集 ]
地産地消から全国区へ
福島県矢吹町にあるケーキ屋「Happy Berry」は
田舎の豊かさを形に出来た珍しい良い例だと思います。

地元の新鮮な卵と牛乳を使ったハッピーロールは
一度食べたら、ホントに気分はハッピー
贈り物にも好適品で、市街地から外れた所に店舗あるけど
いつも混んでるし、地方発送も受け付けている。

ひなこは週末のツーリングでよく行きました。
ロールケーキだけで無く、普通のケーキも美味しく
更に、週末限定の塩ケーキは絶品です。
(都内のデパ地下でもこれに匹敵するのお目に掛かったコトなし)
バイクでケーキ買いにくるのはひなこ位なもんで
女性オーナーが仲良くしてくれました。

震災で小さい子供がいるオーナーは、地元農産物の安全が確認されるまで店を閉め
沖縄に移住し、新たに浦添店を立ち上げました。

現在は矢吹店も営業中、先日、ダンナがロングツーリングで立ち寄ったら
店員が覚えて居てくれたそうです。
オーナーが居なくなり、お味を心配していましたが
ケーキも塩ケーキも変わらず美味しかったです。

災害にも負けない、彼女の勇気とセンスで沖縄の人達をハッピーにしていると思うと
とってもワクワクします。

今度は、「覚えてますか?」と浦添店の方に行ってみたいひなこです。


[ 2013/07/27 17:24 ] [ 編集 ]
ありがとうございます。
田舎暮らしへのアドバイスありがとうございます。

困難な状況をご存じだからこそのお言葉と有り難く拝読致しました。

私は都会生まれで田舎へ移り、大人になってから都会へ出て、この度再び田舎暮らしをすることにしましたので、特に西ではのんびりとしてお世話好きな方も多く、昔より風通しが良くなっているように感じております。

仰るようにその土地で生まれ育った方々が代々受け継いで守ってきた土地に新たに入る者の礼儀は当然ありますが、萎縮せず自分の望む方向を目指したいという気持ちでもおります。

いつも希望と目的を持って、例え困難が立ちはだかっても、もう一歩より良くなるよう想像の翼を広げていけたらなんて…カッコ良過ぎ。(-_-;)

でもね、先のことがすべてわかってしまったら人生面白くありません。
やっぱり未来は今切り開くってつもりで。

[ 2013/07/27 22:51 ] [ 編集 ]
おお~っMIKENEKOさんたら・・・
「いつも希望と目的を持って、例え困難が立ちはだかっても、もう一歩より良くなるよう想像の翼を広げていけたらなんて
やっぱり未来は今切り開くってつもりで」

嬉しいです、私も同じ気持ちです^^
大変近いもの感じるんですが、MIKENEKOさんの上品さには足元にも及びません笑
困難だからこそ、希望の光が見えたとき、すごくうれしくて・・・
その経験が積み重なることで、もう一歩行ってみる??
って、未来に繋がっていくんですよね

いつやるの?
今でしょう!!みたいな笑






[ 2013/07/28 08:18 ] [ 編集 ]
成功した代償
古い話で恐縮なんだが、作家の畑正憲氏の話をしたい。

彼は北海道で作家活動をしていたが、まだ売れ無かった頃はお金が無く
抜けた歯を入れる事も出来ず、サンダル姿でその辺を歩いてるおじさんであった。
それでも地元では「こんな田舎に作家が住んでいる。」と温かく見守り
秋のばんえい競馬では、娘が馬に乗って出場したりと
地域住民との交流も盛んだったとの事だ。

氏が成功し、「ムツゴロウ動物王国」がTVで盛んに見られる時期があった。

私は昔、氏の作品を読んでいたので成功を喜んでいたのだが
地元での評価は全く違っていたらしい。

TV局が頻繁に出入りするのだが、地元は全く潤わず
野生に近い動物達が時々逃げ出していたとのことだった。
広大な北海道では、土地の境目も牛が逃げ出さない程度の柵で囲む位だから
オオカミ犬が逃げたと聞いては、子供達を外に出さない様にするなど
殆ど専農である周囲の住民達には迷惑千万な事だった。

氏は成功し、自分のやりたい事ができたのかもしれない。

ただ私は 彼の作品は住んで居た土地の経験から生まれた物と
考えていたので、とてもやるせない気分にさせられた。

金が出来て夢を叶える。
単純なことであるが、氏は何処かで道を誤ったのであろう。

まぁ、上記の方々は大丈夫でしょう。

男という者が短絡的に出来ているのかもしれない。
昨今の政治、最初に述べた移民などは、正にそんな事を考えさせられる。
[ 2013/07/28 13:08 ] [ 編集 ]
世の中にはたくさんいますね!
畑の爺さん見たいな方は沢山います!

お金に困窮して、体も小さくて弱く体力仕事も続かない!

残るは頭!

全てを知能で判断して全てを金に結びつける錬金術!

苦しい時に助けてくれた方を忘れて!

まあ助けを求めたんでしょうが頭を使って(寂しがり屋の金持ちなんか)

嘘をつき通すのが人生訓みたいな!

人の良い動物好きは演技ですよ残念ですが!

言い方変えればプロ!

苦しい時に田舎にいたのは単に金が掛からないからですね、

彼は彼の成功を誰にも渡さない!

やっと手に入れた私の魔法の指輪!

いますねえ指輪物語のスメアゴル見たいな方が、

見分ける事が出来る方は少ないと思いますよ、

このタイプは、

キツイですかね!
[ 2013/07/28 13:27 ] [ 編集 ]
るんさん CRMさんへ
るんさん
コメントありがとうございます。

上品だなんて・・・身に余るお言葉。

糠みそかき混ぜているおばさんですので、念の為。

CRMさん
地元荒らしをしないよう心して暮らしますね。


この環境がそうさせるのか、自分の食べるものや着るものを作ることが
とても楽しいのです。

そんな時間はないと思っていたけれど、昔の暮らしは案外合理的に
できているなあと感心しきり。

おから一袋で煮物からクッキー、ドーナッツまで。
トマト最盛期の今は、簡単にトマトケチャップ。
梅干し、梅ジュース、梅酢、梅ジャム。
これからしば漬けです。
何から何まで市販品よりおいしいからたまりません。

頼りにしているのは地元の方だけではありません。
昔ながらの作り方のわからないお料理などは、便利な
クックパッドを片っ端から調べます。
古いものと新しいものをうまく取り入れると、
さらに新しい暮らしが広がります。

これだけ既製品大活躍の時代ですが、手作りしている
若い方が多いことにも驚きます。

暮らし方はそれぞれでも、るんさん、泣きたければ泣く、
笑いたければ笑いながら進みましょう。

小松原さん、ブログ占拠してすみません。





[ 2013/07/28 23:22 ] [ 編集 ]
イエッサー(;_;)〉
もーこのMIKENEKOさんの言葉に泣いてる私です(;_;)←アホな上に涙もろい笑
[ 2013/07/29 13:37 ] [ 編集 ]
なんかアメリカじゃギークな人が森林に囲まれながらも上質なサービスを受けられる生活が理想だといううろ覚えな情報を脳の片隅から発掘した

わし湾内の漁村出身なんですけどすごいですよ。まずお金の管理が甘い。
会計の知識もないお頭の嫁さんが帳簿つけてるんですが基本的に単式簿記です。

それをみんな疑問に思わないくらい知識がなく当然減価償却も知らないので、「新しく漁団を組むとしばらく冷や飯覚悟で臨まないといけない」という微妙に的を外した思想が蔓延しており、既存の漁団に入ろうにも頼んでもない徒弟制度に振り回され柔軟な思考力を持つ人からはじかれていきます。

それより水産加工場の環境もかなりひどいのですが悪口はいい加減ここらで止めときます。

「俺より得しやがって、ゆるさん!」な田舎的マインドに対しては、もうそんな文句ばかり言うのはほっといてスマートなやり方を黙々と実行して模倣者が増えるのを待つくらいしか思いつきません。
あれ、まさかビジネスチャンス?

ともあれ故郷の行く末を想うと愛で空が落ちてきそうです。
[ 2013/07/30 22:36 ] [ 編集 ]
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筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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