仙人の祈り

お知らせ - 読者の皆様へ(part4)

いつも当ブログをご覧頂ましてありがとうございます。引き続き決算等のフォローアップに忙殺されており、更新ができません。

5月の日本市場は荒れましたが、米国市場は落ち着いた成長をエンジョイしており、対照的な状況となりました。心配している投資家も多いかもしれませんが、私が皆さんにお伝えできる範囲でのコメントは前回のエントリーに記載しましたので、追加的なものは特にありません。

cat's typing2014個人的には、日本の政府首脳はよく仕事をしていると思っています。安倍首相は非合理的・形式的なことを嫌う、経営者のような視点も併せ持った人物かと思います。トップの日々の言動からそれが閣僚や官僚にも伝わり、合理的で効率的な選択を善しとする空気が醸成されてきています。

後は、それが短期思考に陥らず、中長期的に日本経済が低迷から脱却できる道筋を示せるかどうかにかかっていると言えるでしょう。私であれば、足元の株価を上げるためだけの施策を見せられたら、かえって失望します。むしろ日本人の秘めたる力を信じた上で、結果的にそれが引き出されるような施策を見せてくれた方が信用できます。

教育改革や少子化対策、税制改正を通じて、一人一人が自ら能力を高めて富を勝ち取りに行けるような環境を整えることが、政治家が本質的にやるべきことでしょう。最近、幾人かの日本の政治家と話をしていて、ふとそんなことを考えたりしていました。
GPIF
ニュースで、年金が話題となっています。
GPIF運用委員長の米沢康博氏が日経新聞のインタビューに答えています。

小松原さんは、どのように感じましたか?
[ 2014/06/04 14:08 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
個人的にはアカデミックな世界で投資というものを語る輩には嫌悪感がありますが、GPIFのトップにそういう学者を選んだということは、悪くはないと思っています。忠実に命令を実行してくれることだけの方が国としては扱いやすくていいのではないでしょうか?

学校のセンセーなどはプロから見れば小学生のようなものなので、いざという時にはプロがコントロールをすれば修正が効きます。トップにプロが就任してしまうとそれができません。センセーがトップに就任するというのは、そういうことを意味しているものと思います。
[ 2014/06/04 20:46 ] [ 編集 ]
ECBマイナス金利
どのような見解をお持ちか。お聞きしたいですね。
思惑、今後の予想、中国に与える影響など個人的な意見でかまいませんので。
[ 2014/06/07 11:18 ] [ 編集 ]
Re: ECBマイナス金利
ECBが実質マイナス金利まで下げたことで、金融緩和は歴史上新たなフェーズに入ったと言えるかもしれませんね。短期的には欧州や中国にはプラスのインパクトをもたらしますし、LIBOR金利なども下落圧力を受けて、デリバティブなどの金融資産や、当然、株のリスク許容度が上昇するでしょう。

ただ、中長期的には懸念が増大しています。イタリアやスペイン国債の金利も、ついこの間まで危機的な状況でしたが、今では2-3%まで下がり、欧州危機が終わったかのような雰囲気が醸成されています。実質マイナス金利というのは経済学などの既存の理論の範ちゅうを超えており、もしもこの状態のまま、ユーロ圏の統合などがおざなりになってしまうと、次の危機を迎えた時のマイナスインパクトは想像を絶するものとなるかもしれません。

私のような中長期の投資家にとっては、むしろリスクが増大しているというように見られるのではないでしょうか。
[ 2014/06/08 13:29 ] [ 編集 ]
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筆者紹介

check 小松原 周

こまつばら・あまね/ファンドマネジャー・アナリスト
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行う。現役のファンドマネジャーであるため、外部への情報発信において、個別銘柄の投資推奨などは行っておらず、報酬も得ていない。

(会社四季報より引用)

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