仙人の祈り

新入社員へ贈る5つの言葉

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。それぞれの会社の選考を勝ち抜いて、あるいは何かの縁あって、新たにビジネスマンとして歩まれる皆さんに向けて、少しだけ先輩の私から、心に留めておいてもらいたいことを書いてみました。以下は昨年、私が自社の新卒向けにコメントしたものです(和訳)。皆さんのご健闘を祈ります。

リセットすること

優秀な大学を出た皆さんには、他の同年代の人たちと比べてアドバンテージがあります。しかし、それは僅かなものでしかありません。社会に出ると、それは無情にも簡単に覆ってしまいます。過去から積み重ねてきた実績は本日をもってリセットし、初陣の心持ちで新しい道を歩み始めましょう。ここでそれができないと、後の人生でかえって伸び悩むことになってしまうでしょう。今、ゼロからスタートするというマインドを持てるかどうかが重要です。

20150404誰よりも努力すること

プロの世界で勝ち抜くことは、これまでに皆さんが経験した競争とは次元の異なるものです。生き残る術はただ一つ、「誰よりも努力をする」という言葉に尽きます。「努力しても、努力しても、結果に結びつかないのでは?」と恐れるようでは、この世界では生きていけません。何故なら、結果の出ない努力など、それはまだ努力と呼べるようなものではないからです。横並びの中で相対優位に立ちたいという程度であれば、器用であれば可能でしょう。しかし、勝ち残る者に必要なことは、器用さではなく、ひたむきな努力です。

大らかに正しいこと

皆さんがこれから歩む道には「ルール」はありますが、「レール」はありません。先輩の歩んだ道をたどっても、同じ場所には到達できないでしょう。環境は日々変わり、物事の定義ですら変わるのがこの世界です。皆さんが目指すべきことは、大らかに方向性だけは正しいと思う道を歩むべきであって、先入観や固定観念によって、決められたゴールを目指すようなことはしないで下さい。皆さんそれぞれに道があり、それぞれのゴールがあるということを忘れないで下さい。


緩急をつけること

世の中の流れには逆らえません。皆さんは、これから自分の力だけでは突破できない壁というものを、幾度も経験することでしょう。一見すると、停滞や後退をしていると感じることすらあるでしょう。忘れないでほしいことは、皆さんの周りに起こる物事というのはいつも動いており、しかもそれは直線的ではなく、収縮しながら動いているということです。この「物事の動きのパターン」を敏感に感じとり、自らの人生にも緩急をつけられることが、成功の秘訣です。

健康であること

いろいろ厳しいことを述べましたが、一番大切なことは皆さんの人生が幸福であることです。幸福な人生には、皆さんの心身が健康であることが欠かせません。仕事も、収入も、評価も、プライドも、健康に比べれば大したものではありません。体を壊してまで、寿命を縮めてまで得た成果に価値はありません。皆さんのそれぞれのゴールは、皆さんにしか得られない幸福であるということを忘れないで下さい。
[ 2015/04/04 18:00 ] 雑感 | コメント(7)
私の会社にも新人が入ってきましたが、これ以前のことを気をつけないといけない子たちのように思えます。でもエリートとして運用の世界に入っても、挫折する人がとても多いですよね、ほんとうに。
小松原様が求めるものは至高であって、妥協したい人は去るべきということでしょうね。しかし厳しいようで、それが本人にとっての一番の優しさなのかもしれません。人はそれほど強いものではないでしょうから。
[ 2015/04/05 13:53 ] [ 編集 ]
おセンスがにゃい投資家は凍死家ににゃるだけにょ〜
目にょ前にょニンジンだけ追いかけて、おっきな利益は得られにゃい。
アマネちゃんお人好しにゃから本当にょこちょ言わないにょ〜。
[ 2015/04/09 12:03 ] [ 編集 ]
変わりたい
人生がつまらなくなりそうな20代です。
本気で、本気で生きれば、本当に報われるのか、疑いがとれません。
上司が小松原さんであれば、まったく違う道を見つけられるかもしれない。
週明けも怒られて、怒られて、人格否定されるだけ笑、、、それでも同じ道を歩むべきかどうか、、誰か賢い人に相談にのってほしいです。
[ 2015/04/11 13:47 ] [ 編集 ]
上を見ても下を見てもきりがない世の中です。
20代であれば、ことさら隣の芝生も青く見える時期でしょう。
新人のやる気をそぎ、人格を否定する上司はたいした人物ではないと思われますが、そのようなな上司からも学べることは多くあるはずです。
例えば、その上司の言葉の中にも、一つ二つ、貴方が直すべき点もあると思いますから、まずは素直に聞いてみると良いかもしれません。
会社を変える選択もありますが、その環境で学べることを学び尽くした後が良いでしょう。
どのような環境であっても、それを{つまらない」ととるか、「学ぶチャンスだ」と捉えられるかで、貴方の今後は飛躍的に変わるかもしれません。
20代、誰もが歯を食いしばり悩む時期です。頑張ってください。
[ 2015/04/12 05:51 ] [ 編集 ]
通りすがりさんありがとうございます。
何を言ってもあげ足を取られて、怒られる仕組みになっています。理不尽という言葉に尽きる状況でも、何か学ぶものがあるのかどうか、迷っています。
とくに好きではない業界に入ってしまったので、今からでも、本当に好きな業界を目指すべきではないのかと。そういった意味では、今の抜け出したい環境はチャンスなのかもしれませんね。
[ 2015/04/12 12:58 ] [ 編集 ]
含蓄のある御言葉
5つの言葉は、歳を重ねるほど、逆の順番で深く同意するのかなと思います。

社会的地位に関係なく、弱い人間にも分け隔てなく接する意識を持てる思い遣り。

意識付け、気付き。
周り巡るのが世の常です。

神様が己の肉体に宿るよう、
日々切磋琢磨です。

文末ながら、
落ち着いた掲示板にして下さった周さんに感謝致します。
[ 2015/04/16 18:13 ] [ 編集 ]
社会人ってのはどこにいっても疲れますな。
サラリーマンでオアシスはない、かと言って、個人業でもいろいろなしがらみから抜け出せない。
投資で食っていければ楽だが、投資はあまくない。
子供の頃が一番楽しかったと、夢のないことを言ってみる。しかし、これが事実なんだな。
[ 2015/04/18 16:41 ] [ 編集 ]
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筆者紹介

check 小松原 周 (あまね);

ファンドマネージャー・アナリスト。日本株(東京)や米国株(ウォール街)の経験が長く、取材した会社は5,000社を超える。徹底したリサーチと業績予想に基づき投資判断を行うファンダメンタリスト。

*ブログ記事は、どのような場合であっても個別銘柄の投資判断に関して述べることはありません。

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